カルケンス錠100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アカラブルチニブマレイン酸塩水和物錠
- 英名(商品名)
- Calquence
- 規格
- 100mg1錠
- 薬価
- 12,921.90
- メーカー名
- アストラゼネカ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬〕
- 色
- 橙
- 識別コード
- (本体)ACA100 (被包)ACA 100 @ (被包)ACA 100 AZ
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年8月改訂(第2版)
- 告示日
- 2025年5月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2025年6月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)。
2). マントル細胞リンパ腫。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)〉未治療の慢性リンパ性白血病(未治療の小リンパ球性リンパ腫を含む)の場合、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと〔17.1.2、17.1.3参照〕。
5.2. 〈マントル細胞リンパ腫〉強力な化学療法の適応となる未治療のマントル細胞リンパ腫患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない。
5.3. 〈マントル細胞リンパ腫〉「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと(特に、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫患者への本剤単独投与については、他の治療の実施についても慎重に検討すること)〔17.1.4-17.1.6参照〕。
用法用量
〈慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)〉
通常、成人にはアカラブルチニブとして1回100mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
〈マントル細胞リンパ腫〉
・ 未治療の場合
ベンダムスチン塩酸塩及びリツキシマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはアカラブルチニブとして1回100mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
・ 再発又は難治性の場合
通常、成人にはアカラブルチニブとして1回100mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)〉血液毒性(*重大な出血を伴うGrade3の血小板減少症、*Grade4の血小板減少症、又は*7日以上持続するGrade4の好中球減少症)、又は*Grade3以上の非血液毒性が発現した場合は、*Grade1又はベースラインに回復するまで本剤を休薬し、また、次の目安を参考に用量調節すること〔8.3、11.1.3参照〕[用量調節の目安;1)発現回数1又は2回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日2回、2)発現回数3回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日1回、3)発現回数4回の場合は投与中止]。
*)GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる。
7.2. 〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)〉他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.3. 〈未治療の慢性リンパ性白血病(未治療の小リンパ球性リンパ腫を含む)〉オビヌツズマブ(遺伝子組換え)と併用する場合には、本剤を28日間投与した後にオビヌツズマブ(遺伝子組換え)の投与を開始すること。
7.4. 〈未治療の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)〉オビヌツズマブ<遺伝子組換え>以外の他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.5. 〈未治療のマントル細胞リンパ腫〉ベンダムスチン塩酸塩・リツキシマブ<遺伝子組換え>以外の他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.6. 〈未治療のマントル細胞リンパ腫〉本剤と併用する抗悪性腫瘍剤等について、「17.臨床成績」の項の内容、特に用法及び用量を十分に理解した上で投与すること〔17.1.4参照〕。
7.7. 〈未治療のマントル細胞リンパ腫〉血液毒性(*重大な出血を伴うGrade3の血小板減少症、*Grade4の血小板減少症、*7日以上持続するGrade4の好中球減少症、その他の*Grade3の血液毒性<管理困難で忍容不能な場合>、又はその他の*Grade4の血液毒性)、又は*Grade3以上の非血液毒性が発現した場合は、*Grade2以下又はベースラインに回復するまで本剤を休薬すること。未治療のマントル細胞リンパ腫で、ベンダムスチン塩酸塩及びリツキシマブ(遺伝子組換え)と併用投与終了後の維持療法としてのリツキシマブ(遺伝子組換え)との併用投与時及びその後の本剤単独投与時に、血液毒性(*重大な出血を伴うGrade3の血小板減少症、*Grade4の血小板減少症、*7日以上持続するGrade4の好中球減少症、その他の*Grade3の血液毒性<管理困難で忍容不能な場合>、又はその他の*Grade4の血液毒性)、又は*Grade3以上の非血液毒性が発現した場合は、*Grade1又はベースラインに回復するまで本剤を休薬すること。また、次の目安を参考に用量調節すること〔8.3、11.1.3参照〕。
[用量調節の目安]
1). 〈未治療のマントル細胞リンパ腫〉*重大な出血を伴うGrade3の血小板減少症、*Grade4の血小板減少症の発現回数1回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日2回、発現回数2回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日1回、発現回数3回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日1回、ただし、重大な出血を伴う場合は投与中止、発現回数4回の場合は投与中止。
2). 〈未治療のマントル細胞リンパ腫〉*7日以上持続するGrade4の好中球減少症、その他の*Grade3の血液毒性<管理困難で忍容不能な場合>、又はその他の*Grade4の血液毒性の発現回数1回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日2回、発現回数2回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日1回、発現回数3回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日1回、発現回数4回の場合は投与中止。
3). 〈未治療のマントル細胞リンパ腫〉*Grade3以上の非血液毒性の発現回数1回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日2回、発現回数2回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日1回、発現回数3回の場合は投与中止。
*)GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる。
7.8. 〈再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫〉血液毒性(*重大な出血を伴うGrade3の血小板減少症、*Grade4の血小板減少症、又は*7日以上持続するGrade4の好中球減少症)、又は*Grade3以上の非血液毒性が発現した場合は、*Grade1又はベースラインに回復するまで本剤を休薬し、また、次の目安を参考に用量調節すること〔8.3、11.1.3参照〕[用量調節の目安;1)発現回数1又は2回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日2回、2)発現回数3回の場合は回復後の再開時投与量1回100mgを1日1回、3)発現回数4回の場合は投与中止]。
*)GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる。
7.9. 〈再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫〉他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
外形画像
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。
