ラズクルーズ錠80mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ラゼルチニブメシル酸塩水和物錠
- 英名(商品名)
- Lazcluze
- 規格
- 80mg1錠
- 薬価
- 4,403.30
- メーカー名
- ヤンセンファーマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- 14日(2026年05月末まで)
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔チロシンキナーゼ阻害薬〕
- 色
- 黄
- 識別コード
- (本体)80 (本体)LZ (被包)80mg (被包)80mg
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年3月改訂(第1版)
- 告示日
- 2025年5月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2025年6月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. *十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、EGFR遺伝子変異が確認された患者に投与すること(検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること)。
*)承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、次のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html。
5.2. 本剤の術前・術後補助療法としての有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはラゼルチニブとして240mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用投与による静脈血栓塞栓症の発症を抑制するため、当該併用投与開始後4カ月間は、アピキサバン1回2.5mgを1日2回経口投与すること〔1.4、8.2、9.1.2、11.1.2参照〕。
7.2. 本剤投与により副作用が発現した場合には、次を参考に本剤を減量、休薬又は中止すること。
[副作用発現時に本剤を減量する場合の投与量]
1段階減量160mg/日、2段階減量80mg/日、3段階減量は中止。
[副作用発現時の処置]
1). 間質性肺疾患:
①. 間質性肺疾患疑い:休薬する。
②. 間質性肺疾患確定:投与を中止する。
2). 静脈血栓塞栓症(アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用時):
①. 静脈血栓塞栓症(アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用時):臨床的に不安定な事象が発現した場合(例:呼吸不全、心機能障害)、発現した事象が臨床的に安定するまで休薬する。
②. 静脈血栓塞栓症(アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用時):抗凝固薬による治療中に静脈血栓塞栓症再発した場合、投与を中止する(ただし、医師の判断により、同じ用量で投与を継続することもできる)。
3). 皮膚障害又は爪障害:
①. Grade2の皮膚障害又はGrade2の爪障害:a.減量(本剤との因果関係が強く疑われない場合、アミバンタマブ(遺伝子組換え)を先に減量)を検討する、b.2週間後に観察を行う。
②. Grade3の皮膚障害又はGrade3の爪障害:a.休薬し、週1回の観察を行う、b.2週間以内にGrade2以下に回復した場合は減量(本剤との因果関係が強く疑われない場合、アミバンタマブ(遺伝子組換え)を先に減量)を検討した上で投与を再開し、2週間以内にGrade2以下に回復しない場合は投与を中止する。
③. Grade4の皮膚障害又はGrade4の爪障害:a.休薬し、週1回の観察を行う、b.2週間以内にGrade2以下に回復した場合は減量を検討した上で投与を再開し、2週間以内にGrade2以下に回復しない場合は投与を中止する。
④. 重度水疱性皮膚障害又は重度剥脱性皮膚障害:投与を中止する。
4). その他の副作用:
①. Grade2の副作用:a.休薬又は減量を検討する、b.28日以内に改善した場合は同一の用量又は減量して投与を再開することを検討し、28日より後に改善した場合は減量して投与を再開することを検討する。
②. Grade3の副作用:a.Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬する、b.4週間以内に回復した場合は減量して投与を再開(本剤との因果関係が強く疑われない場合、本剤を再開した後にアミバンタマブ(遺伝子組換え)を減量して投与を再開)することを検討し、4週間以内に回復しない場合は投与の中止を検討する。
③. Grade4の副作用:a.原則として投与を中止する、b.投与を中止しない場合、Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬する(4週間以内に回復した場合は減量して投与を再開(本剤との因果関係が強く疑われない場合、本剤を再開した後にアミバンタマブ(遺伝子組換え)を減量して投与を再開)し、4週間以内に回復しない場合は投与を中止する)。
GradeはNCI-CTCAE v5.0に準じる。
外形画像



改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。