エスサイド消毒液6%
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):732170CQ1034
- 収載区分
- 未収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- 過酢酸
- 英名(商品名)
- Escide
- 規格
- 6%1mL
- 薬価
- 0.00
- メーカー名
- PDRファーマ/富士フイルムメディカル
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 消毒薬
- 色
- 無〜淡黄澄明
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年3月改訂(第5版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2010年10月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
医療器具の化学的滅菌又は殺菌・消毒:レンズ装着の装置類、内視鏡類、メス・カテーテルなどの外科手術用器具、産科器具・泌尿器科器具、麻酔装置類、人工呼吸器類、人工透析装置類、歯科用器具又は歯科用器具の補助的器具、注射筒、体温計、プラスチック器具等。
<効能又は効果に関連する使用上の注意>
1.作用時間と有効な微生物:
作用時間5分:一般細菌、ウイルス、抗酸菌、芽胞に有効(芽胞に高度に汚染されている場合、生残することがある)。
作用時間10分:一般細菌、ウイルス、抗酸菌、芽胞に有効。
2.適用器具:レンズ装着の装置類、内視鏡類、メス・カテーテルなどの外科手術用器具、産科・泌尿器科器具、麻酔装置類、人工呼吸器類、人工透析装置類、歯科用器具又はその補助的器具、注射筒、体温計、プラスチック器具等(類推できるもの)。
3.劣化の恐れがあるため使用を避ける材質:天然ゴム、生ゴム。
4.腐食のため使用できない材質:鉄、銅、真ちゅう、亜鉛鋼板、炭素鋼。
用法用量
1.調製法:本品の実用液の調製は、次の方法による。第一剤50mL、第二剤50mL及び精製水900mLの割合で混和し、0.3w/v%の実用液を製する。
2.使用方法:
1).あらかじめ洗浄、水洗を行った医療器具を実用液に完全に浸漬する。細孔のある器具類や構造の複雑な器具類は、実用液を加圧注入又は吸引することにより、実用液と十分に接触させる。
2).5分以上浸漬する。芽胞の殺滅を要する場合は10分以上浸漬する。
3).浸漬後、取り出した医療器具を、原則として滅菌水を用い、流水で15秒以上すすぐ。使用目的により水を使用することもできる。細孔のある器具類や構造の複雑な器具類は、内孔等に薬液が残りやすいので、水の加圧注入やすすぎ時間を延長するなどして十分にすすぐ。
<用法及び用量に関連する使用上の注意>
1.過酢酸濃度が0.2%を下回る場合は十分な殺菌効果が得られないので、使用前に化学的インジケーター等を用いて、過酢酸濃度0.2%以上であることを確認する。
2.器具類に付着している血液、体液等の有機物が本品の効力や安定性に影響を与える恐れがあるので、十分に洗浄後、本品を使用する。
3.内視鏡等の構造の複雑な器具類の洗浄方法については、メーカーの推奨する方法や学会等のガイドラインに従う。
4.本品が残留すると、人体に対して有害な作用を及ぼす恐れがあるので、十分なすすぎを行う(なお、過酢酸の残留は、市販のヨウ化カリウムデンプン紙により検査できる)。
5.器具類に残存した水分により、実用液が希釈されることによって、本品の効力に影響を与える恐れがあるので、洗浄後の器具類の水気を十分に切ってから、実用液へ浸漬する。
6.長時間の浸漬で、医療器具の材質をいためることがある。
7.浸漬処理の繰り返しにより、天然ゴム・生ゴム製品で、ひび等の劣化を生ずることがあり、殺菌効果も低下するので、ゴムを用いた器具については、天然ゴムや生ゴムが使用されていないことを確認する。
8.器具類のひびや錆は、消毒効果を不十分にし、錆は実用液の安定性にも影響するので、ひびや錆のある器具類には使用しない。
改訂情報
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