アセサイドMA6%消毒液
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):732170CQ1042
- 収載区分
- 未収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- 過酢酸
- 英名(商品名)
- Acecide
- 規格
- 6%1mL
- 薬価
- 0.00
- メーカー名
- サラヤ/ジーシー
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 消毒薬
- 色
- 無〜淡黄澄明
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2011年11月改訂
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2012年9月版
- DIRに反映
- 2012年9月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
医療器具の化学的滅菌又は殺菌・消毒:レンズ装着の装置類、内視鏡類、メス・カテーテルなどの外科手術用器具、産科用器具・泌尿器科用器具、麻酔装置類、人工呼吸装置類、人工透析装置類、歯科用器具又は歯科用器具の補助的器具、注射筒、体温計、プラスチック器具等。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.作用時間と有効な微生物:
作用時間5分:一般細菌、ウイルス、抗酸菌、芽胞に有効(芽胞に高度に汚染されている場合、生残することがある)。
作用時間10分:一般細菌、ウイルス、抗酸菌、芽胞に有効。
2.適用できる器具:
1).レンズ装着の装置類、内視鏡類、メス・カテーテルなどの外科手術用器具、産科・泌尿器科用器具(データのあるもの)。
2).麻酔装置類、人工呼吸装置類、人工透析装置類、歯科用器具又はその補助的器具、注射筒、体温計、プラスチック器具等(類推できるもの)。
3.劣化の恐れがあるため使用を避ける材質:天然ゴム・生ゴム。
4.腐食のため使用できない材質:鉄、銅、真ちゅう、亜鉛鋼鈑、炭素鋼。
用法用量
1.調製法:本品の実用液の調製は、次の方法による。第一剤75mL、第二剤75mL及び精製水1350mLの割合で混和し、0.3w/v%実用液を製する。
2.使用方法:
1).あらかじめ洗浄、水洗を行った医療器具を液に完全に浸漬する。細孔のある器具類や構造の複雑な器具類は、実用液を加圧注入又は吸引することにより、実用液と十分に接触させる。
2).5分以上浸漬する。芽胞の殺滅を要する場合は10分以上浸漬する。
3).浸漬後、取り出した医療器具を、原則として滅菌水を用い、流水で15秒以上すすぐ。使用目的により水を使用することもできる。細孔のある器具類や構造の複雑な器具類は、内孔等に薬液が残りやすいので、水の加圧注入やすすぎ時間を延長するなどして十分にすすぐ。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.過酢酸濃度が0.2%を下回る場合は十分な殺菌効果が得られないので、使用前に化学的インジケーター(例えば、アセサイドチェッカー)等を用い実用下限濃度(過酢酸濃度0.2%)以上であることを確認する。
2.器具に付着している血液、体液等の有機物が本剤の効力や安定性に影響を及ぼす恐れがあり、又、生体物質中の塩化物が原因で器具に錆の発生や劣化が起こり得るので、消毒前に十分に洗浄し、目に見える汚れを除去する。内視鏡等の構造の複雑な器具の洗浄方法については、メーカーの推奨する方法や学会等のガイドライン等に従う。
3.器具に残存した水分による実用液の希釈が効力や安定性に影響を与える恐れがあるので、洗浄後の器具の水気を十分に切ってから、実用液へ浸漬する。
4.過酢酸の残留は、市販のヨウ化カリウムでんぷん紙により検査できるので、器具のすすぎに十分な条件をあらかじめ確認しておく。薬液の残留が検出される器具は、すすぎ時間の延長などにより適切なすすぎ方法を設定し、残留がないことを確認しておく。
5.浸漬時間:5分間の浸漬では、器具が大量の芽胞に汚染されている場合に生残することがあるので、芽胞の殺滅を要する場合は、10分以上浸漬する。器具によっては変色したりする恐れがあるので、連続1時間を超えて浸漬しない。
6.浸漬処理の繰り返しにより、天然ゴム・生ゴム製品で、ひび等の劣化を生ずることがあり、殺菌効率も低下するので、ゴムを使用した器具については、天然ゴムや生ゴムが使われているかどうかを確認する。
7.器具のひびや錆は、消毒効果を不十分にし、錆は実用液の安定性にも影響するので、ひびや錆のある器具には適用しない。
8.安全対策:洗浄・消毒時は、感染性物質及び消毒液の付着や吸入を避けるために、ゴム手袋、ガウン、マスク、眼鏡等の保護具を着用する。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。