フタラール消毒液0.55%「メタル」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):732170DQ1047
- 収載区分
- 未収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- フタラール液
- 英名(商品名)
- Phtharal
- 規格
- 0.55%1mL
- 薬価
- 0.00
- メーカー名
- 中北薬品/兼一薬品/太平化学産業/ジーシー
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 消毒薬
- 色
- 淡青澄明
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2014年10月改訂(第1版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2014年11月版
- DIRに反映
- 2014年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
医療器具の化学的殺菌・消毒:内視鏡類、レンズ装着の装置類、麻酔装置類、人工呼吸装置類、外科手術用器具、産科用器具、歯科用器具又は歯科用器具の補助的器具、注射筒、体温計並びにゴム・プラスチック製器具類等で加熱による殺菌・消毒ができないもの。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.本剤にて消毒を行った超音波白内障手術器具類を使用した患者に、水疱性角膜症等が現れたとの報告があるので、超音波白内障手術器具類には本剤を使用しない。
2.本剤にて消毒を行った膀胱鏡を繰り返し使用した膀胱癌既往歴を有する患者に、ショック・アナフィラキシーが現れたとの報告があるので、経尿道的検査又は処置のために使用する医療器具類には本剤を使用しない。
3.用途:本剤は微生物又は有機物により汚染された器具の化学的殺菌・消毒に使用する。
4.対象器具:内視鏡類、レンズ装着の装置類、麻酔装置類、人工呼吸装置類、外科手術用器具、産科用器具、歯科用器具又はその補助的器具、注射筒、体温計並びにゴム・プラスチック製器具類等で加熱による殺菌・消毒ができないもの。但し、生体の無菌域に使用される医療器具類は適切な滅菌処理を行う。
5.本剤との適合性:
1).人工透析用ダイアライザー等、再使用が推奨されていない医療器具には使用しない。
2).材質適合性に注意する(ニッケルでメッキされた金属やステンレス鋼では、1カ月にわたる長期の浸漬でわずかに変色が観察されたことがある)。
用法用量
1.調製法:本剤は原液のまま使用する。
2.使用方法:
1).医療器具等は本剤に浸漬させる前に水又は酵素洗浄剤を用いて十分に洗浄する。
2).器具等の消毒には、本剤に5分以上浸漬させる。
3).浸漬後、取り出した器具等は、水又は滅菌水で十分にすすぎ、本剤を除去する。
4).細孔を有する等構造の複雑な器具類は、内孔部への注入等の操作により、本剤と十分に接触させる。またすすぎの際、内孔部への水の注入等の操作により、本剤を十分に除去する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.医療器具等は使用後、速やかに十分に洗浄し水切りをしたのち、本剤で消毒する[洗浄せずに直接本剤に医療器具等を浸漬すると、生体組織や分泌物の付着が取れにくくなることがある]。
2.本剤で消毒した後の医療器具のすすぎについては、十分に行い、水切りする。
3.器具等の洗浄方法については、メーカーの推奨する方法や学会等のガイドライン等を参照する。
4.この用法・用量(5分浸漬)では、十分な殺芽胞効果は期待できないので、注意する。
5.洗浄水混入による濃度低下に注意する[フタラール濃度チェック錠によりフタラール濃度が0.3%以上であることを確認し、使用する(また、14日間を超えて使用しない)]。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。