テブダック点滴静注用40mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- チソツマブ ベドチン(遺伝子組換え)注射用
- 英名(商品名)
- Tivdak
- 規格
- 40mg1瓶
- 薬価
- 252,241.00
- メーカー名
- ジェンマブ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- 14日(2026年05月末まで)
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔微小管阻害薬結合抗ヒト組織因子(TF)モノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年3月改訂(第1版)
- 告示日
- 2025年5月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2025年6月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
がん化学療法後に増悪した進行又は再発の子宮頸癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない。
5.2. 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはチソツマブ ベドチン(遺伝子組換え)として1回2mg/kg(体重)を30分以上かけて、3週間間隔で点滴静注する。ただし、1回量として200mgを超えないこと。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 本剤投与に伴う眼障害軽減のため、副腎皮質ステロイド点眼剤を本剤の投与の24時間前から4日間、血管収縮点眼剤を本剤投与前に1回、ドライアイ治療用点眼剤を本剤投与開始日から投与終了後30日目まで投与すること。眼障害軽減のため使用する血管収縮点眼剤はブリモニジン酒石酸塩点眼液0.1%とし、本剤投与直前に1~3滴点眼すること〔1.2、8.1、11.1.1参照〕。
7.3. 本剤投与により副作用があらわれた場合には、次の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること[1)通常投与量:2mg/kg(最大200mg)、2)1段階減量:1.3mg/kg(最大130mg)、3)2段階減量:0.9mg/kg(最大90mg)、4)3段階減量:投与中止]。
1). 角膜炎:
①. Grade1の角膜炎:臨床的に安定するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
②. Grade2の角膜炎:Grade1以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
③. Grade3の角膜炎又はGrade4の角膜炎:投与を中止する。
2). 結膜潰瘍:
①. Grade1の結膜潰瘍又はGrade2の結膜潰瘍:臨床的に安定するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
②. Grade3の結膜潰瘍又はGrade4の結膜潰瘍:投与を中止する。
3). 結膜瘢痕、角膜瘢痕又は瞼球癒着:全Grade:投与を中止する。
4). 結膜炎及びその他の眼障害:
①. Grade1の結膜炎及びその他のGrade1の眼障害:臨床的に安定するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
②. Grade2の結膜炎及びその他のGrade2の眼障害:a.Grade1以下に回復するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる、b.再発した場合は、Grade1以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる、c.3回目の発現時には、投与を中止する。
③. Grade3の結膜炎及びその他のGrade3の眼障害又はGrade4の結膜炎及びその他のGrade4の眼障害:投与を中止する。
5). 末梢神経障害:
①. Grade2の末梢神経障害又はGrade3の末梢神経障害:Grade1以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
②. Grade4の末梢神経障害:投与を中止する。
6). 重度の皮膚障害:
①. 重度皮膚障害疑い:休薬する。
②. 重度皮膚障害確定:投与を中止する。
7). 中枢神経系出血又は気道出血:全Grade:投与を中止する。
8). その他の出血:
①. Grade3の出血:a.回復するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる、b.再発した場合は、投与を中止する。
②. Grade4の出血:投与を中止する。
9). 好中球減少症:
①. Grade3の好中球減少症:Grade2以下に回復するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
②. Grade4の好中球減少症:a.Grade2以下に回復するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる、b.再発した場合は、投与を中止する、又はGrade2以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
GradeはNCI-CTCAE ver.5.0に準じる。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。