ベクティビックス点滴静注100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- パニツムマブ(遺伝子組換え)注射液
- 英名(商品名)
- Vectibix
- 規格
- 100mg5mL1瓶
- 薬価
- 79,749.00
- メーカー名
- 武田薬品
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔抗ヒトEGFRモノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年9月改訂(第2版)
- 告示日
- 2010年6月11日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸癌、KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の直腸癌。
2). がん化学療法後増悪KRASG12C変異陽性の治癒切除不能進行・再発結腸癌、がん化学療法後増悪KRASG12C変異陽性の治癒切除不能進行・再発直腸癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈効能共通〉術後補助化学療法として本剤を使用した場合の有効性及び安全性は確立していない。
5.2. 〈KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉RAS(KRAS及びNRAS)遺伝子変異の有無を考慮した上で、適応患者の選択を行うこと〔17.1.2-17.1.4参照〕。
5.3. 〈KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと〔17.1.1-17.1.4参照〕。
5.4. 〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤・オキサリプラチン・イリノテカン治療歴なしの患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない。
5.5. 〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと〔17.1.5参照〕。
用法用量
〈KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
通常、成人には2週間に1回、パニツムマブ(遺伝子組換え)として1回6mg/kg(体重)を60分以上かけて点滴静注する。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
ソトラシブとの併用において、通常、成人には2週間に1回、パニツムマブ(遺伝子組換え)として1回6mg/kg(体重)を60分以上かけて点滴静注する。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉重度(Grade3以上)の皮膚障害があらわれた場合は、次を目安に本剤の用量を調節すること〔11.1.1参照〕。
[重度(Grade3以上)の皮膚障害発現時の用量調節の目安]
1). 〈効能共通〉重度<Grade3以上>皮膚障害発現時の本剤の投与量6mg/kg:投与延期し、投与延期後6週間以内にGrade2以下に回復した場合、6mg/kg又は4.8mg/kgに用量調節(投与延期後6週間以内にGrade2以下に回復しなかった場合は、本剤の投与を中止する)。
2). 〈効能共通〉重度<Grade3以上>皮膚障害発現時の本剤の投与量4.8mg/kg:投与延期し、投与延期後6週間以内にGrade2以下に回復した場合、3.6mg/kgに用量調節(投与延期後6週間以内にGrade2以下に回復しなかった場合は、本剤の投与を中止する)。
3). 〈効能共通〉重度<Grade3以上>皮膚障害発現時の本剤の投与量3.6mg/kg:投与中止。
7.2. 〈効能共通〉重度<Grade3以上>Infusion reactionがあらわれた場合、本剤の投与を中止し、以降、本剤を再投与しないこと。また、Grade2以下のInfusion reactionがあらわれた場合は、投与速度を減じて慎重に投与すること〔1.3、11.1.3参照〕。
7.3. 〈効能共通〉1回投与量として1000mgを超える場合は、日局生理食塩液で希釈し約150mLとし、90分以上かけて点滴静注すること。
7.4. 〈KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉本剤と併用する他の抗悪性腫瘍剤は、「17.臨床成績」及び「15.その他の注意」の項の内容を熟知し、選択すること〔15.1.1、17.1.3、17.1.4参照〕。
7.5. 〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉ソトラシブを休薬又は中止した場合には、本剤をそれぞれ休薬又は中止すること。
改訂情報
2025年11月5日 DSU No.340 【その他】
【5.効能又は効果に関連する注意】(追記)
〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤、オキサリプラチン及びイリノテカン塩酸塩水和物による治療歴のない患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない。
【5.効能又は効果に関連する注意】(追記)
「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。
【6.用法及び用量】(追記)
〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
ソトラシブとの併用において、通常、成人には2週間に1回、パニツムマブ(遺伝子組換え)として1回6mg/kg(体重)を60分以上かけて点滴静注する。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
【7.用法及び用量に関連する注意】(追記)
〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
ソトラシブを休薬又は中止した場合には、本剤をそれぞれ休薬又は中止すること。
【11.2その他の副作用】(一部改訂)
〈併用投与時〉
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