トシリズマブBS点滴静注400mg「CT」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- トシリズマブ(遺伝子組換え)注射液(1)
- 英名(商品名)
- Tocilizumab BS CT
- 規格
- 400mg20mL1瓶
- 薬価
- 33,434.00
- メーカー名
- セルトリオンヘルスケアジャパン
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 免疫抑制薬〔ヒト化抗ヒトインターロイキン−6(IL−6)レセプターモノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年9月改訂(第1版)
- 告示日
- 2025年11月11日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2025年12月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 既存治療で効果不十分な次記疾患:関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎、全身型若年性特発性関節炎。
2). キャッスルマン病に伴う諸症状及び検査所見(C反応性タンパク高値、フィブリノーゲン高値、赤血球沈降速度亢進、ヘモグロビン低値、アルブミン低値、全身倦怠感)の改善(ただし、リンパ節の摘除が適応とならない患者に限る)。
3). 悪性腫瘍治療に伴うサイトカイン放出症候群。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈関節リウマチ及び多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎〉過去の治療において、少なくとも1剤の抗リウマチ薬による適切な治療を行っても、効果不十分な場合に投与すること〔1.4参照〕。
5.2. 〈全身型若年性特発性関節炎〉過去の治療において、副腎皮質ステロイド薬による適切な治療を行っても、効果不十分な場合に投与すること。
5.3. 〈全身型若年性特発性関節炎〉重篤な合併症としてマクロファージ活性化症候群(MAS)を発症することがあるので、MASを合併している患者ではMASに対する治療を優先させ本剤の投与を開始しないこと(また、本剤投与中にMASが発現した場合は、投与を中止し、速やかにMASに対する適切な治療を行うこと)。
5.4. 〈悪性腫瘍治療に伴うサイトカイン放出症候群〉本剤の投与にあたっては、学会のガイドライン等の最新の情報を参考に適応患者を選択し、その他の対症療法の実施とともに使用すること。
用法用量
〈関節リウマチ及び多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎〉
通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)[トシリズマブ後続1]として1回8mg/kgを4週間隔で点滴静注する。
〈全身型若年性特発性関節炎及びキャッスルマン病〉
通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)[トシリズマブ後続1]として1回8mg/kgを2週間隔で点滴静注する。なお、症状により1週間まで投与間隔を短縮できる。
〈悪性腫瘍治療に伴うサイトカイン放出症候群〉
通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)[トシリズマブ後続1]として体重30kg以上は1回8mg/kg、体重30kg未満は1回12mg/kgを点滴静注する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉血清中トシリズマブ濃度が維持されない状態で投与を継続すると、抗トシリズマブ抗体が発現する可能性が高くなるため、用法・用量を遵守すること。
7.2. 〈効能共通〉本剤と他の抗リウマチ生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること。
7.3. 〈全身型若年性特発性関節炎〉症状改善が不十分であり、かつC反応性タンパク<CRP>を指標としてIL-6作用の抑制効果が不十分と判断される場合に限り、投与間隔を短縮できる。
7.4. 〈キャッスルマン病〉投与毎にCRPを測定し、症状改善が不十分と判断される場合に限り、CRPを指標として投与間隔を短縮できる。
改訂情報
-
類似した薬効の薬
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。
