アドステロール−I131注射液
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):4300426A1020
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ヨウ化メチルノルコレステノール(131I)注射液
- 英名(商品名)
- Adosterol-I 131
- 規格
- 1MBq
- 薬価
- 1,084.00
- メーカー名
- PDRファーマ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 放射性医薬品
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年3月改訂(第2版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
副腎シンチグラムによる副腎疾患部位の局在診断。
用法用量
本品に生理食塩液又は注射用水を加えて2倍以上希釈する。
次に、その約18.5MBqを被検者に30秒以上かけてゆっくり静注し、静注7日目以降にプローブ型シンチレーションデテクタースキャナー又はシンチカメラを用いてデテクターを体外より副腎部に向けて走査又は撮影することにより副腎シンチグラムを得る。
なお、年齢、体重により適宜増減する。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
2.1. ヨード過敏症患者。
2.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性ならびに授乳中の女性〔9.5妊婦、9.6授乳婦の項参照〕。
2.3. 副腎疾患が強く疑われる者以外の患者[副腎及び性腺の被曝が多い]。
2.4. 18歳未満の者には投与しないことを原則とする[性腺、ことに卵巣への被曝が多い]〔9.7小児等の項参照〕。
2.5. ジスルフィラム投与中、シアナミド投与中、プロカルバジン塩酸塩投与中の患者〔10.1参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1. 診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 飲酒に対し強い反応を示す患者:血管迷走神経反応系の副作用があらわれやすい。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(胎児への被曝を避けるため)〔2.2参照〕。
(授乳婦)
授乳を避けさせること(乳児への被曝を避けるため)〔2.2参照〕。
(小児等)
投与しないことを原則とする(性腺、ことに卵巣への被曝が多い)〔2.4、16.3.2参照〕。
(高齢者)
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.1. 併用禁忌:
ジスルフィラム、シアナミド、プロカルバジン塩酸塩〔2.5参照〕[これら薬剤とのアルコール反応(顔面潮紅、血圧降下、悪心、頻脈、めまい、呼吸困難、視力低下等)を起こすおそれがある(本剤はエタノールを含有しているため)]。
10.2. 併用注意:
N-メチルテトラゾールチオメチル基を有するセフェム系抗生物質(セフメノキシム塩酸塩等)、メトロニダゾール[これら薬剤とのアルコール反応(顔面潮紅、悪心、頻脈、多汗、頭痛等)を起こすおそれがある(本剤はエタノールを含有しているため)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 本品投与にあたっては、体内で遊離した放射性ヨードが甲状腺に摂取されることを防止するため、適当なヨード剤で甲状腺をブロックすること。
14.1.2. 本品はエタノールを1.6v/v%含むので、生理食塩液又は注射用水を用いて2倍以上に希釈し、30秒以上かけてゆっくり投与すること。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
便秘症の患者にて副腎イメージと糞便中に排泄された131Iが重なったと考えられる症例があり、注射後、下剤等で排便の促進を行うことを指示した報告がある。
(取扱い上の注意)
20.1. 放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。
20.2. 本品はなるべく凍結状態で保存した方がよい。
(保管上の注意)
4℃以下保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):ショック、血管浮腫、呼吸困難等のアナフィラキシーがあらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%~5%)発疹、(頻度不明)発赤。
2). 循環器:(0.1%~5%)動悸、顔面紅潮、徐脈、(頻度不明)頻脈、血圧上昇、顔面蒼白。
3). 消化器:(0.1%~5%)嘔気、嘔吐。
4). その他:(0.1%~5%)めまい、頭痛、発汗、息苦しさ、腹部痛、(頻度不明)胸部の痛み、背部の痛み、腰部の痛み等、顔面のしびれ・四肢のしびれ、気分不良、不快感、冷汗、脱力、熱感、けいれん、目のちらつき、悪寒。
薬物動態
16.3 分布
16.3.1 本品は副腎に取り込まれ、長く残存する。その集積率は131I-19-ヨードコレステロールに比べ高いと報告されている。また、肝臓への集積も認められるが、投与7日後において副腎/バックグランドの比が最も高く、通常、静注後7日目以降にイメージングを行うのが良いとされている。
また、糖質コルチコイドであるデキサメサゾンの投与によりACTHの分泌が抑制されるため、正常あるいは過形成では本品の集積は低下する。一方、腺腫では腫瘍部への集積には変化がないので、腺腫例と正常あるいは過形成との鑑別が可能である。
16.3.2 吸収線量
MIRD法により計算した吸収線量は次のとおりである。[9.7参照]
<<表省略>>
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
副腎疾患の強く疑われる患者209例について、その病変の局在を知る目的でアドステロール-I131注射液を用いた副腎シンチグラフィを施行した。その結果、原発性アルドステロン症42例中38例(90.5%)、クッシング症候群26例中26例(100%)、その他の副腎疾患8例中8例(100%)の病変の局在を明確に指摘することが可能であった。
本品の原発性アルドステロン症の腺腫への集積率はホルモン産生能と腺腫の大きさとに関係すると考えられており、通常、直径が1cm以下の腺腫では診断が困難とされている。また、たとえ直径が1cm以上の場合でも、ホルモン産生能が低い場合、陽性描出不可能な場合がある。
薬効薬理
18.1 測定法
本剤の有効成分に含まれる放射性核種から放出される放射線(ガンマ線)が核医学検査装置により画像化される。
18.2 集積機序
コレステロールは副腎皮質ステロイドの主要な前駆物質であることから、本品は副腎へ集積すると考えられている。
医師の処方により使用する医薬品。
