ナジフロキサシンローション1%「SUN」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2639700Q1071
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ナジフロキサシン1%ローション
- 英名(商品名)
- Nadifloxacin
- 規格
- 1%1mL
- 薬価
- 19.00
- メーカー名
- サンファーマ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- ニューキノロン系(フルオロキノロン系)抗菌薬
- 色
- 淡黄澄明
- 識別コード
- (被包)KY-NDL
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年7月改訂(第2版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2021年1月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
ざ瘡<化膿性炎症を伴うもの>。
適応菌種
本剤に感性のブドウ球菌属、アクネ菌。
用法用量
本品の適量を1日2回、洗顔後、患部に塗布する。
(用法及び用量に関連する注意)
4週間で効果の認められない場合は使用を中止すること。また、炎症性皮疹が消失した場合には継続使用しないこと。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(重要な基本的注意)
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の適用にとどめること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(小児等)
低出生体重児、新生児、乳児又は幼児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
皮膚のみに使用し、眼科用として角膜・結膜には使用しないこと。
誤って眼に入った場合は速やかに水でよく洗い流すこと。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
キノロン系合成抗菌剤の経口剤で光線過敏症が報告されている。
15.2. 非臨床試験に基づく情報
微生物による復帰変異試験、チャイニーズハムスター由来培養細胞による遺伝子変異試験及び染色体異常試験は陰性であった。培養ヒト末梢血リンパ球による染色体異常試験は陽性であったが、マウスを用いる小核試験は陰性であった。また、光学異性体S(-)-ナジフロキサシンは染色体異常試験、小核試験において陽性であった。なお、他のニューキノロン剤でも染色体異常誘発性が認められるとの報告がある。
(取扱い上の注意)
他の容器に移す場合には、遮光すること。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
皮膚:(1%以上)皮膚刺激感(10.6%)、(頻度不明)皮膚そう痒感、発赤、潮紅、丘疹、顔面熱感、接触皮膚炎、皮膚乾燥、皮膚ほてり感。
薬物動態
16.1 血中濃度
16.1.1 単回塗布
健康成人男性6例の背部にナジフロキサシンローション1%10mLを単回塗布した時の血漿中濃度は各個体間で塗布後4時間から48時間までに最高血漿中濃度を示すなどバラツキが認められ、最高血漿中濃度は0.58~2.12ng/mLであった。
16.1.2 反復塗布
健康成人男性6例の背部にナジフロキサシンローション1%5mLを1日2回、7日間反復塗布した時の血漿中濃度は3日目以降ほぼ一定となり、最終塗布後の平均血漿中濃度は塗布後6時間に最高値1.79ng/mLを示し、以後半減期66.1時間で減少した。
16.3 分布
ヒト血漿蛋白結合率は、75~81%であった(in vitro、限外ろ過法、0.05~5μg/mL)。
16.5 排泄
健康成人男性6例の背部にナジフロキサシンローション1%10mLを単回塗布した時の塗布後48時間までの平均尿中排泄率は0.031%であった。また、ナジフロキサシンローション1%5mLを1日2回、7日間反復塗布した時の最終塗布後の平均尿中排泄率は0.002%であった。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内一般臨床試験
多発性炎症性皮疹を有する尋常性ざ瘡〔ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)〕患者172例を対象にナジフロキサシンローション1%を1日2回朝・夕、洗顔後、患部に4週間塗布した一般臨床試験における有効率(有効以上)は、84.4%(135/160例)であり、炎症性皮疹の減少及び炎症程度の改善が認められた。また、塗布前後で実施した細菌学的検査の結果、ナジフロキサシンローション1%に対する耐性化は認められなかった。副作用発現頻度は170例中18例(10.6%)であり、副作用は全例とも塗布時の刺激感であった。
17.3 その他
17.3.1 第I相試験(皮膚刺激性)
本邦パッチテスト研究班の基準に基づき、健康成人30例で上背部傍脊椎側の無傷皮膚表面にナジフロキサシンローション1%及び基剤を用いたクローズドパッチテスト並びに光パッチテストを実施した結果、ナジフロキサシンローション1%の皮膚刺激性の弱いこと、また、光過敏反応を示さないことが確認された。
薬効薬理
18.1 作用機序
細菌のDNAジャイレースに作用し、DNA複製を阻害することにより殺菌的に作用する。
18.2 抗菌スペクトラム
ナジフロキサシンはアクネ菌及び表皮ブドウ球菌を含む、好気性グラム陽性菌、陰性菌及び嫌気性菌に対し、強い抗菌力と広い抗菌スペクトラムを有し、その作用は殺菌的である。
ナジフロキサシンはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に対し、MSSA(メチシリン感受性黄色ブドウ球菌)と同様の強い抗菌力を示し、また、キノロン耐性MRSAに対しても良好な抗菌力を示し、既存のニューキノロン剤との間に交叉耐性はほとんど認められなかった(in vitro)。
18.3 動物モデルにおける抗菌活性
ナジフロキサシンローション1%はアクネ菌及び表皮ブドウ球菌を用いた実験的マウス皮膚感染症モデルに対し、ローション基剤よりも優れた治療効果を示した。また、ナジフロキサシンクリームとの生物学的同等性が確認された。
18.4 耐性
継代培養による耐性獲得試験において、既存のニューキノロン系の合成抗菌剤に比べ、耐性が獲得されにくいことが認められた。また、自然耐性菌の出現頻度は、10の-8乗以下と低率であった(in vitro)。
医師の処方により使用する医薬品。
