産婦人科用イソジンクリーム5%
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2612701N1033
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ポビドンヨードクリーム
- 英名(商品名)
- Isodine
- 規格
- 5%10g
- 薬価
- 63.60
- メーカー名
- iNova/塩野義製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 消毒薬
- 色
- 茶褐
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年8月改訂(第2版)
- 告示日
- 2008年6月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
1). 分娩時、産婦の外陰部及び外陰部周囲並びに腟の消毒。
2). 腟検査における腟の消毒。
用法用量
適量を外陰部及び外陰部周囲並びに腟内に塗布又は注入する。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
2.1. 本剤に対し過敏症又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 甲状腺機能異常のある患者[血中ヨウ素の調節ができず、甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある]。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
ポビドンヨード製剤を妊婦の腟内に長期間使用し、新生児に一過性甲状腺機能低下があらわれたとの報告がある。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
本剤を腟内に使用し、乳汁中の総ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある〔16.8.2参照〕。
(小児等)
ポビドンヨード製剤を新生児に使用し、一過性甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
酸化反応を利用した潜血試験において、本剤が検体に混入すると偽陽性を示すことがある。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤使用時の注意
14.1.1. 本剤の使用時にはよく振盪すること。
14.1.2. 分娩後なるべく早く新生児の洗眼、沐浴を行い、付着した本剤を洗い流すこと。
14.1.3. 眼に入らないように注意する(入った場合には、水でよく洗い流す)。
14.1.4. 本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
本剤を腟内に使用し、血中総ヨウ素値が一過性に上昇及び血中無機ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある。
(取扱い上の注意)
直射日光を避けて保存すること。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(0.1%未満):呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)発疹。
2). 皮膚・粘膜:(0.1%未満)接触皮膚炎、皮膚そう痒感・粘膜そう痒感、皮膚灼熱感・粘膜灼熱感、皮膚潰瘍。
3). 甲状腺:(0.1%未満)血中甲状腺ホルモン値上昇(T3値上昇、T4値上昇等)あるいは血中甲状腺ホルモン値低下(T3値低下、T4値低下等)などの甲状腺機能異常。
薬物動態
16.8 その他
16.8.1 総ヨウ素及び甲状腺ホルモン関連物質の動態
(1)本剤を妊娠定期検診時に連回適用した場合の総ヨウ素値、トリヨードサイロニン(T3)値、サイロキシン(T4)値及び甲状腺刺激ホルモン(TSH)値は妊娠による影響のほか特に異常は認められなかった。
<<表省略>>
(2)本剤を腟検査時に適用した場合の総ヨウ素値、T3値、T4値、TSH値は本剤適用前後において異常は認められなかった。
<<表省略>>
(3)本剤を分娩時に適用後、15~45分に血中の総ヨウ素値、蛋白結合ヨウ素値(PBI)、無機ヨウ素値のわずかな上昇が認められたが、2時間後には、適用前値と同程度まで下降した。
なお、T3値、T4値には大きな変動は認められなかった。
<<表省略>>
16.8.2 乳汁移行
本剤を産褥3日の産婦に適用した時のヨウ素の乳汁中への移行は、6時間後に総ヨウ素として189μg/dLの最高濃度(平均値)を示し、48時間後に適用前値と同程度まで下降した。(日本人の母乳中のヨウ素含有量は、3.3~700μg/dLの範囲内と報告されている。)[9.6参照]
<<図省略>>
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
臨床試験は合計356例について行った。産科においては妊娠定期検診時及び分娩時に適用し、外陰部及び腟の消毒効果を、婦人科においては、腟検査時の腟の消毒効果を検討した結果、本剤適用前後の外陰部及び腟における菌の消長は次のとおりであった。
<<表省略>>
薬効薬理
18.1 作用機序
水溶液中のポビドンヨード液はヨウ素を遊離し、その遊離ヨウ素(I2)が水を酸化してH2OI+が生じる。H2OI+は細菌及びウイルス表面の膜タンパク(-SHグループ、チロシン、ヒスチジン)と反応することにより、細菌及びウイルスを死滅させると推定される。
18.2 細菌等に対する効果(in vitro)
18.2.1 産婦人科領域で検出頻度の高い菌種(標準株及び臨床分離株)に対する本剤の最小殺菌時間は次のとおりである。
<<表省略>>
18.2.2 ポビドンヨード製剤(10%液剤)の臨床分離株に対する効果は次のとおりであった。
<<表省略>>
18.3 細菌等に対する効果(in vivo)
ラット腟内接種菌に対するin vivo殺菌力試験でも次のとおり殺菌効果とその持続性が確認された。
S.aureus 209P JC-1
E.coli NIHJ JC-2
B.fragilis NCTC 9343
C.albicans C-a-24
<<図省略>>
<<図省略>>
18.4 ウイルスに対する効果(in vitro)
ポビドンヨード製剤(10%液剤)のウイルスに対する効果は次のとおりであった。
<<表省略>>
また、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、エンテロウイルスに対しても効果が認められた。
医師の処方により使用する医薬品。
