エストラーナテープ0.09mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2473700S5024
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- エストラジオール貼付剤
- 英名(商品名)
- Estrana
- 規格
- (0.09mg)1.125平方cm1枚
- 薬価
- 86.60
- メーカー名
- 久光製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 卵胞ホルモン
骨吸収抑制薬〔卵胞ホルモン〕 - 色
- 無色(膏体)/薄橙(支持体)
- 識別コード
- (本体)エストラーナ 0.09mg (被包)@ ESTRANA Tapes 0.09mg (被包)Hisamitsu ESTRANA Tapes 0.09mg (被包)HP374T
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年10月改訂(第5版)
- 告示日
- 2015年6月18日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2015年7月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う次記症状:血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器萎縮症状。
2). 閉経後骨粗鬆症。
3). 性腺機能低下症による低エストロゲン症、性腺摘出による低エストロゲン症又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症。
用法用量
〈更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症〉
通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。
〈性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症〉
通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替え、症状に応じ増減する。小児では、エストラジオールとして0.09mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。その後、エストラジオールとして0.18mg、エストラジオールとして0.36mg、エストラジオールとして0.72mgへ段階的に増量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈閉経後骨粗鬆症〉使用後6カ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には使用を中止し、他の療法を考慮すること。
7.2. 〈性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症〉成人に使用する場合は、定期的に中止又は漸減の判断を行い、最少量で治療を行うこと。
7.3. 〈性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症〉小児の性腺機能低下症、小児の性腺摘出又は小児の原発性卵巣不全による低エストロゲン症に使用する場合は、使用後6カ月~1年を目処に増量を検討し、また、定期的に症状や血中エストラジオール濃度等を確認し、増量や中止又は漸減の判断を行うこと。
外形画像
改訂情報
2025年11月5日 DSU No.340 【重要】
【15.1臨床使用に基づく情報】(追記)
HRTと乳癌の危険性:
HRTと乳癌発生との因果関係については明らかではないが、次のような報告がある。
閉経後女性を対象とした大規模な疫学調査のメタアナリシスの結果、閉経期ホルモン補充療法(MHT)として卵胞ホルモン剤を単独投与又は卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用した女性は、乳癌になる危険性がMHTの期間とともに高くなり(調整リスク比[95%信頼区間]は1~4年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:1.60[1.52-1.69]、卵胞ホルモン剤単独:1.17[1.10-1.26]、5~14年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:2.08[2.02-2.15]、卵胞ホルモン剤単独:1.33[1.28-1.37])、MHT非使用者に対する調整リスク比はMHT過去使用者よりMHT現使用者の方が高かった。また、MHT過去使用者において、投与中止後も過去の投与期間に依存して乳癌になる危険性が10年以上持続する場合があるとの報告がある。
【15.1臨床使用に基づく情報】(削除)
卵胞ホルモン剤投与と乳癌発生との因果関係については未だ明らかではないが、使用期間と相関性があることを示唆する疫学調査の結果が報告されている。
2025年10月22日 使用上の注意改訂情報 令和7年10月22日指示分
【15. その他の注意-15.1 臨床使用に基づく情報】(新設)
HRTと乳癌の危険性
HRTと乳癌発生との因果関係については明らかではないが、次のような報告がある。
閉経後女性を対象とした大規模な疫学調査のメタアナリシスの結果、閉経期ホルモン補充療法(MHT)として卵胞ホルモン剤を単独投与又は卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用した女性は、乳癌になる危険性がMHTの期間とともに高くなり(調整リスク比[95%信頼区間]は1~4年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:1.60[1.52-1.69]、卵胞ホルモン剤単独:1.17[1.10-1.26]、5~14年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:2.08[2.02-2.15]、卵胞ホルモン剤単独:1.33[1.28-1.37])、MHT非使用者に対する調整リスク比はMHT過去使用者よりMHT現使用者の方が高かった。また、MHT過去使用者において、投与中止後も過去の投与期間に依存して乳癌になる危険性が10年以上持続する場合があるとの報告がある。
【15. その他の注意-15.1 臨床使用に基づく情報】(削除)
卵胞ホルモン剤投与と乳癌発生との因果関係については未だ明らかではないが、使用期間と相関性があることを示唆する疫学調査の結果が報告されている。
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