カムザイオスカプセル5mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2190047M3026
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- マバカムテンカプセル
- 英名(商品名)
- Camzyos
- 規格
- 5mg1カプセル
- 薬価
- 7,410.50
- メーカー名
- BMS
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- 14日(2026年05月末まで)
- 標榜薬効
- 肥大型心筋症治療薬〔心筋ミオシン阻害薬〕
- 色
- 黄:白
- 識別コード
- (本体)5mg Mava
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年3月改訂(第1版)
- 告示日
- 2025年5月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2025年6月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
閉塞性肥大型心筋症。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 症候性の閉塞性肥大型心筋症患者に投与すること。
5.2. 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療、併用薬、左室駆出率等)を十分理解した上で、最新のガイドライン等を参照し、適応患者を選択すること〔17.1.1-17.1.3参照〕。
5.3. NYHA心機能分類4度の患者における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはマバカムテンとして2.5mgを1日1回経口投与から開始し、患者の状態に応じて適宜増減する。ただし、最大投与量は1回15mgとする。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 投与開始前に心エコー検査により左室駆出率(LVEF)を評価し、LVEF55%未満の患者には投与を開始しないこと〔8.2参照〕。
7.2. 開始用量は1日1回2.5mgとし、投与量調節時は次を参考に1段階ずつ増量又は減量を行うこと。ただし、最小投与量は1日1回1mg、最大投与量は1日1回15mgとすること。
1). 段階1:投与量1mg。
2). 段階2:投与量2.5mg。
3). 段階3:投与量5mg。
4). 段階4:投与量10mg。
5). 段階5:投与量15mg。
7.3. 投与開始4週間後、心エコー検査によりバルサルバ負荷後の左室流出路(バルサルバLVOT)圧較差及びLVEFを確認した上で、7.4項に示す用量調節基準に従い1段階減量又は用量維持を判断すること〔7.4、8.2参照〕。
7.4. 投与開始12週間以降は、少なくとも12週間ごとに心エコー検査によりバルサルバLVOT圧較差及びLVEFを確認した上で、次の用量調節基準に従い1段階増量又は用量維持を判断すること。増量は12週間以上の間隔で行うこととし、増量した場合は、4週間後に心エコー検査を実施し、LVEFが50%未満にならない限り増量後の用量を維持する。患者が維持用量に達したと判断された場合(12週間ごとの心エコー検査で2回連続してバルサルバLVOT圧較差が30mmHg未満かつLVEFが55%以上の場合)、心エコー検査の実施の間隔は最大で24週間とすることができる〔7.3、8.2参照〕。
[用量調節基準]
1). 投与開始4週間後:
①. 心エコー検査でバルサルバLVOT圧較差が20mmHg未満かつLVEFが50%以上:1段階減量。
②. 心エコー検査でバルサルバLVOT圧較差が20mmHg以上かつLVEFが50%以上:維持。
2). 投与開始12週間以降:
①. 心エコー検査でバルサルバLVOT圧較差が30mmHg以上かつLVEFが55%以上:1段階増量。
②. 心エコー検査でバルサルバLVOT圧較差にかかわらず、LVEFが50%以上、55%未満:維持。
③. 心エコー検査でバルサルバLVOT圧較差が30mmHg未満かつLVEFが55%以上:維持。
7.5. 本剤投与開始後、LVEFが50%未満になった場合は、次の基準に従い、本剤を休薬又は中止すること。
[休薬及び中止基準]
1). 休薬基準:LVEF50%未満の場合、LVEFが50%以上に回復するまで少なくとも4週間休薬し、LVEFが50%以上に回復した後、休薬時より1段階減量して投与を再開する(ただし、1mg投与中に休薬した場合は1mgで投与を再開する)、投与再開から4週間後及び12週間後にLVEFを確認する。
2). 中止基準:1mg投与中にLVEF50%未満により休薬し、1mgでの投与再開から4週間後にLVEFが50%未満になった場合、投与を中止する。
7.6. 強いCYP2C19阻害剤若しくは中程度のCYP2C19阻害剤、又は中程度のCYP3A4阻害剤若しくは弱いCYP3A4阻害剤の投与を本剤投与中に開始又は増量する場合は用量を1段階減量(1mgを投与中の場合は休薬)し、4週間後にLVEFを確認すること〔10.2参照〕。
7.7. 強いCYP2C19誘導剤若しくは中程度のCYP2C19誘導剤、又は強いCYP3A4誘導剤、中程度のCYP3A4誘導剤若しくは弱いCYP3A4誘導剤の投与を本剤投与中に中止又は減量する場合は用量を1段階減量(1mgを投与中の場合は休薬)し、4週間後にLVEFを確認すること〔10.2参照〕。
7.8. 本剤を最大耐用量で6ヵ月間投与しても、治療反応が得られない場合には、本剤の投与継続の可否を検討すること。
外形画像

改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。