カルベジロール錠2.5mg「サワイ」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- カルベジロール2.5mg錠
- 英名(商品名)
- Carvedilol
- 規格
- 2.5mg1錠
- 薬価
- 10.10
- メーカー名
- 沢井製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 冠血管拡張薬〔αβ遮断薬〕
抗不整脈薬〔αβ遮断薬〕 - 色
- 白〜微黄白
- 識別コード
- (本体)カルベジ 2.5 ロール サワイ (本体)カルベジ 2.5 ロール サワイ
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年5月改訂(第20版)
- 告示日
- 2014年6月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2014年7月版
- DIRに反映
- 2014年8月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:特定スポーツにおいて禁止
セクション:P1. ベータ遮断剤
- CP換算
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1.次の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者:虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全。
2.頻脈性心房細動。
用法用量
1.虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全:カルベジロールとして、1回1.25mg、1日2回食後経口投与から開始する。1回1.25mg、1日2回の用量に忍容性がある場合には、1週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し、忍容性がない場合は減量する。用量の増減は必ず段階的に行い、1回投与量は1.25mg、2.5mg、5mg又は10mgのいずれかとし、いずれの用量においても、1日2回食後経口投与とする。維持量として1回2.5~10mgを1日2回食後経口投与する。なお、年齢、症状により、開始用量は更に低用量としてもよい。また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減する。
2.頻脈性心房細動:カルベジロールとして、1回5mgを1日1回経口投与から開始し、効果が不十分な場合には10mgを1日1回、20mgを1日1回へ段階的に増量する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最大投与量は20mgを1日1回までとする。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者では、単独投与により急激に血圧が上昇する恐れがあるので、α遮断薬で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα遮断薬を併用する。
2.慢性心不全を合併する本態性高血圧症、慢性心不全を合併する腎実質性高血圧症、慢性心不全を合併する狭心症又は慢性心不全を合併する頻脈性心房細動の患者では、慢性心不全の用法・用量に従う。
3.慢性心不全の場合:
1).慢性心不全患者に投与する場合には、必ず1回1.25mg又は更に低用量の、1日2回投与から開始し、忍容性及び治療上の有効性を基に個々の患者に応じて維持量を設定する。
2).慢性心不全の場合、本剤の投与初期及び増量時は、心不全の悪化、浮腫、体重増加、眩暈、低血圧、徐脈、血糖値変動、及び腎機能悪化が起こりやすいので、観察を十分に行い、忍容性を確認する。
3).慢性心不全の場合、本剤の投与初期又は増量時における心不全や体液貯留の悪化(浮腫、体重増加等)を防ぐため、本剤の投与前に体液貯留の治療を十分に行う。慢性心不全の場合、心不全の悪化や体液貯留悪化(浮腫、体重増加等)がみられ、利尿薬増量で改善がみられない場合には本剤を減量又は中止する。慢性心不全の場合、低血圧、眩暈などの症状がみられ、アンジオテンシン変換酵素阻害薬の減量や利尿薬の減量により改善しない場合には本剤を減量する。慢性心不全の場合、高度徐脈を来した場合には、本剤を減量し、また、これら症状が安定化するまで本剤を増量しない。
4).慢性心不全の場合、本剤を中止する場合には、急に投与を中止せず、原則として段階的に半量ずつ、2.5mg又は1.25mg、1日2回まで1~2週間かけて減量し中止する。
5).慢性心不全の場合、2週間以上休薬した後、投与を再開する場合には、「用法・用量」の項に従って、低用量から開始し、段階的に増量する。
4.頻脈性心房細動を合併する本態性高血圧症、頻脈性心房細動を合併する腎実質性高血圧症又は頻脈性心房細動を合併する狭心症の患者に投与する場合には、頻脈性心房細動の用法・用量は1日1回5mg投与から開始することに留意した上で、各疾患の指標となる血圧や心拍数、症状等に応じ、開始用量を設定する。
外形画像
改訂情報
2023年5月23日 DSU No.317 【その他】
【10.2併用注意】(一部改訂)
【新様式】
【旧様式】
大項目:併用注意
改訂区分:一部改訂
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