いろいろな医薬品コード

医薬品に付与されている番号「コード」は、目的別に多くの種類があります。
ここでは、医薬品情報を取り扱う上で欠かすことができないこれらのコードについて説明します。

薬価基準収載医薬品コード

薬価単位に設定されている英数12桁のコードです。
薬価基準収載医薬品が対象であり、官報告示品目に限られています。
このため、統一名収載品目(一般名で官報に収載されるもの)の一般名に対してひとつのコードしか付与されず、複数の商品が存在しても同じひとつのコードとなります。

個別医薬品コード(通称:YJコード)

薬価基準収載医薬品コードと同様に英数12桁のコードですが、統一名収載品目の個々の商品に対して別々のコードが付与されます。
銘柄別収載品目(商品名で官報に収載されるもの)については、薬価基準収載医薬品コードと同じコードです。

コードの構成について

「プレドニゾロン錠」を例に、薬価基準収載医薬品コード・個別医薬品コード(通称:YJコード)の構成を説明します。
コードの各桁の英数字は、それぞれ下図のような意味を持っています。

「プレドニゾロン錠(5mg1錠)」は、統一名収載されている局方品で、薬価基準収載医薬品コードが付与されます。
また、「プレドニゾロン」を成分とする商品には、商品別に個別医薬品コードが付与されます。

コードの構成について

レセプト電算処理システム用コード

レセ電算コード、もしくは支払い基金コードと呼ばれているもので、医療機関が審査支払機関に提出する磁気レセプトにおいて使用します。
コードの構成は、医薬品区分を示す「6(1桁)」からはじまる9桁の番号です。

JANコード

国際的な流通業の情報システムで利用されている共通商品番号です。
13桁からなり、上2桁は国番号で、日本は「49」または「45」が割り当てられています。
次の5桁がメーカーコードで、医薬品業界の場合は「87」からはじまっています。
その次の5桁が商品アイテムコードで、末尾1桁がチェックデジットとなっています。

GTIN

医薬品の取り違え事故の防止やトレーサビリティの確保を推進するために導入された新バーコードで用いられるコードです。
表示する包装単位により、調剤包装単位コードと販売包装単位コードがあります。

基準番号(通称:HOT番号)

数字13桁のコードで、現在汎用されているコードとの対応付けを目的として作成されたコードです。薬価基準収載医薬品コード、個別医薬品コード、レセプト電算処理システム用コード、JANコードと対応しています。

コードの相関関係について

「薬価基準収載医薬品コード」と「個別医薬品コード(通称:YJコード)」および続けて説明をした4種類のコードには、下記表のような相関関係があります。

例)プレドニゾロン錠(5mg1錠)
薬価基準収載医薬品コード:2456001F1019
レセプト電算処理システム用コード:612450051
統一収載名:プレドニゾロン錠

なお、「薬価基準収載医薬品コード」と「レセプト電算処理システム用コード」は、厚生労働省により管理されており、診療報酬情報提供サービスサイト(http://www.iryohoken.go.jp/shinryohoshu/)よりダウンロードすることができます。
また、当社DIRでは、添付文書情報を管理するにあたり個別医薬品コード(YJコード)を用いています。

コードの相関関係について

(2014年5月更新)

ページTOPへ