急性腎障害(AKI)のリスクを高める3つのカテゴリー(RA系阻害薬・利尿薬・NSAIDs)の対象薬剤リストを無償公開
高齢化に伴う多剤併用の増加により、薬物相互作用の管理はますます重要性を増しています。
中でも、「RA系阻害薬」「利尿薬」「NSAIDs」の3剤併用は、腎血流量の低下を引き起こし、急性腎障害のリスクを高めることから「トリプルワーミー」※と呼ばれ、特に注意が必要な組み合わせです。
このような背景を踏まえ、当社では、治療薬・同効薬分類DB、医療用医薬品マスタDBをもとに、トリプルワーミー対象薬一覧を作成・公開いたしました。
本リストは、トリプルワーミーに該当する薬剤について、YJコード等を紐づけ、3つのカテゴリーのいずれに該当するかをフラグ形式で付与しています。
※詳しくは情報医療ナレッジ「身近な薬の危険な組み合わせ「トリプルワーミー」」をご参照ください。
データ形式と判定基準
YJコード、商品名、一般名、規格に加え、以下の3つの判定列を設けています。各列において「1」が表示されている場合、その薬剤は当該カテゴリーに該当します。
・RAS:RA系阻害薬
・Diuretic:利尿薬
・NSAIDs: 非ステロイド性抗炎症薬

本リストの特長
・配合剤への対応:近年増加している配合剤(ARB+利尿薬など)については、構成成分に基づき、該当する複数の列に「1」を設定しています。これにより、複雑な配合剤が含むリスク因子を一目で確認可能です。
・臨床実態に即した抽出:添付文書上の効能・効果だけでなく、薬理作用や臨床現場での使用実態を考慮した判定を行っています。
本情報が医療現場における薬剤選択の一助となりましたら幸いです。
こちらからダウンロードすることができます。(CSVファイル形式・zip圧縮)
<トリプルワーミー対象薬一覧>
※クリック時に表示されるフォームにお名前・メールアドレスをご入力ください。
※2026年1月1日時点で弊社が作成・提供している医薬品マスタに準じて作成しております。
(経過措置期限日付が設定されている医薬品も対象となっております。)
1)CKD診療ガイド2024
https://cdn.jsn.or.jp/medic/guideline/pdf/guide/viewer.html?file=1-178_v3.pdf
