イソプリノシン錠400mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3999007F1031
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- イノシンプラノベクス錠
- 英名(商品名)
- Isoprinosine
- 規格
- 400mg1錠
- 薬価
- 139.60
- メーカー名
- 持田製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗亜急性硬化性全脳炎(SSPE)ウイルス薬
- 色
- 白
- 識別コード
- (本体)MO604 (被包)MO 604 (被包)MO 604
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年6月改訂(第1版)
- 告示日
- 2008年6月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
外形画像
改訂情報
-
効能効果
亜急性硬化性全脳炎患者における生存期間の延長。
用法用量
イノシン プラノベクスとして、通常1日50~100mg/kgを3から4回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(重要な基本的注意)
本剤がイノシンから尿酸に代謝される結果、血中尿酸値上昇及び尿中尿酸値上昇がみられることがあるので、定期的に臨床検査(尿酸値、腎機能検査等)を行うなど観察を十分に行うこと〔9.1.1、9.1.2、9.2.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 痛風又は血中尿酸値上昇している患者:血中尿酸値が上昇し、症状が増悪することがある〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
9.1.2. 尿路結石又は腎結石のある患者:血中及び尿中の尿酸値が上昇し、症状が増悪することがある〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 重篤な腎障害のある患者:尿酸の排泄が遅延することがある〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている)。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
幼児等への投与に際しては薬剤がのどにつかえることのないよう、十分注意し投与すること。
(その他の注意)
15.2. 非臨床試験に基づく情報
動物実験(ラット)で一過性の角膜上皮の空胞化が認められている。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 代謝:(5%以上)高尿酸血症、(頻度不明)尿路結石。
2). 血液:(1~5%未満)赤血球増加、血小板増加、白血球減少等。
3). 肝臓:(1~5%未満)AST上昇・ALT上昇・Al-P上昇・LDH上昇、(頻度不明)γ-GTP上昇等。
4). 過敏症:(1~5%未満)発疹。
5). 消化器:(1~5%未満)消化管出血、嘔気・嘔吐、胃痛。
6). その他:(1~5%未満)間質性肺炎。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人男性各2例に本剤3g又は4gを単回経口投与し、本剤の構成成分であるinosine、p-acetamidobenzoic acid(PAcBA)及びN,N-dimethylamino-2-propanol(DIP)を測定したところ、PAcBAが投与後30分~1時間、DIPが投与後1~2時間で最高血中濃度を示し、以後低下し、投与後24時間にはほぼ消失した。一方、inosineは生体内物質であるため、本剤由来のinosineの血中動態は把握出来なかった。
16.5 排泄
健康成人男性各2例に本剤3g又は4gを単回経口投与したところ、投与後24時間までのPAcBAの尿中総排泄量は投与量の54.7~93.5%、DIPの尿中総排泄量は投与量の66.7~80.0%であった。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床成績
亜急性硬化性全脳炎(SSPE)患者を対象とした遡及的調査において、本剤を89例に1日26~190mg/kg、37日~5年1ヵ月間投与したところ、添付文書の図に示すとおり、本剤非投与62例(対照群)に比し、生存期間の延長がみられた。また、臨床経過の総合判定においては、経過良好以上が31.4%(27/86例)であった。
<<図省略>>
副作用発現頻度は、19.1%(17/89例)であった。主な副作用は、高尿酸血症6.7%(6/89例)であった。
薬効薬理
18.1 作用機序
イノシン プラノベクスは抗ウイルス作用と免疫賦活作用により、SSPE患者の臨床症状の進行を遅らせて、生存率を延長させる。
18.2 抗ウイルス作用
本剤は、高濃度ではあるがSSPEウイルスの増殖を抑制した(in vitro)。
本剤は単純ヘルペスウイルス、ワクチニアウイルスなどのDNAウイルス及びインフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルスなどのRNAウイルスの増殖を抑制し、比較的広い抗ウイルススペクトルを有する(in vitro)。
単純ヘルペスウイルスType2感染ハムスターの生存率を上昇させ、また、免疫抑制下におけるインフルエンザウイルス感染マウスに対しても治療効果を示した。
18.3 免疫賦活作用
本剤は、phytohemagglutinin(PHA)、concanavalin A(Con A)及びリンパ球混合培養によるリンパ球の分裂増殖を促進したが、lipopolysaccharide(LPS)による分裂増殖を促進しないことから、主としてTリンパ球に作用するものと思われた(in vitro)。また、抗体産生を増強し、特に二次反応をより強く増強した(in vitro)。さらに、細胞性免疫能及びマクロファージ機能を増強した(マウス)。
医師の処方により使用する医薬品。
