果糖注20%「フソー」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3232400A6064
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- 果糖注射液
- 英名(商品名)
- Fructose FUSO
- 規格
- 20%20mL1管
- 薬価
- 100.00
- メーカー名
- 扶桑薬品
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 果糖製剤
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年12月改訂(第1版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- 2026年10月版
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
1). 注射剤の溶解希釈剤。
2). 糖尿病及び糖尿病状態時のエネルギー補給、薬物中毒、アルコール中毒、その他非経口的に水補給・非経口的にエネルギー補給を必要とする場合。
用法用量
通常、成人1回20~500mLを静脈内注射する。
注射剤の溶解希釈には適量を用いる。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
2.1. 遺伝性果糖不耐症の患者[果糖が正常に代謝されないため、低血糖、肝不全、腎不全等が誘発されるおそれがある]。
2.2. 低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こるので、このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化するおそれがある]。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 尿崩症の患者:水分、電解質等に影響を与えるため、症状が悪化するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
(適用上の注意)
14.1. 全般的な注意
使用時には、感染に対する配慮をすること。
14.2. 薬剤調製時の注意
注射剤の溶解希釈液として使用する場合は果糖注射液が適切であることを確認すること。
14.3. 薬剤投与時の注意
14.3.1. 皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招くおそれがあるので、皮下投与しないこと。
14.3.2. ゆっくり静脈内に投与すること。
14.3.3. 残液は使用しないこと。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
果糖の大量を急速投与すると、乳酸アシドーシス、高尿酸血症、血栓性静脈炎、胸部不快感・胸部の痛み又は胃部不快感・胃部の痛みがあらわれたとの報告がある。
(取扱い上の注意)
次の場合には使用しないこと。
・ 容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。
・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。
・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 大量・急速投与:(頻度不明)電解質喪失。
2). 大量投与:(頻度不明)発汗、潮紅。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人男性20例に10%果糖液0.5g/kgを約30分間(16例)あるいは50%果糖液0.5g/kgを3~5分間(4例)で静脈内投与した結果、血液中果糖濃度は投与終了後それぞれ15分で約40mg/dL、5分で約110mg/dLの値を示し、logarithm曲線的に下降した。
16.4 代謝
果糖は主に肝臓で代謝され、fructokinase(ketohexokinase)によりfructose 1-phosphateとなり、ketose 1-phosphate aldolaseによりdihydroxyacetone phosphateとglyceraldehydeになり、glyceraldehydeは直接あるいはglycerolやglycerateを経て、それぞれ解糖系へ入る。
16.5 排泄
10%果糖液静注時の血糖及び尿糖を測定した結果、血糖値はほとんど変化せず、尿糖の排泄も認められなかった。
薬効薬理
18.1 作用機序
ブドウ糖に比べてグリコーゲン生成能が大で、容易に乳酸に分解され、速やかにエネルギー源となり、糖尿病状態時や肝障害時でもエネルギー補給の目的で使用される。主として肝のフルクトキナーゼによって代謝され、インスリンの影響を受けず、糖尿病状態時にも使用できる。
また体内窒素平衡に関与し、ブドウ糖に比べ強いタンパク質節約作用があり、糖尿病状態時でも使用できる。アルコール及び種々の有害物質の解毒を促進する作用もある。
医師の処方により使用する医薬品。
