ダイアコートクリーム0.05%
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2646723N1151
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品と薬価が同等以下)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ジフロラゾン酢酸エステルクリーム
- 英名(商品名)
- Diacort
- 規格
- 0.05%1g
- 薬価
- 10.90
- メーカー名
- 帝國製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 副腎皮質ホルモン
- 色
- 白
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年5月改訂(第1版)
- 告示日
- 2009年9月25日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
1). 湿疹・皮膚炎群(ビダール苔癬、進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む)。
2). 乾癬。
3). 痒疹群(ストロフルス、じん麻疹様苔癬、固定じん麻疹を含む)。
4). 掌蹠膿疱症。
5). 紅皮症。
6). 薬疹・中毒疹。
7). 虫さされ。
8). 紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)。
9). 慢性円板状エリテマトーデス。
10). 扁平紅色苔癬。
11). 毛孔性紅色粃糠疹。
12). 特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーク病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎を含む)。
13). 肥厚性瘢痕・ケロイド。
14). 肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)。
15). 悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)。
16). 皮膚アミロイドーシス(アミロイド苔癬、斑状型アミロイド苔癬を含む)。
17). 天疱瘡群。
18). 類天疱瘡(ジューリング疱疹状皮膚炎を含む)。
19). 円形脱毛症。
(効能又は効果に関連する注意)
皮膚感染を伴う場合には使用しないこと。
用法用量
通常1日1~数回適量を患部に塗布する。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
2.1. 細菌皮膚感染症・真菌皮膚感染症・スピロヘータ皮膚感染症・ウィルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)の患者[免疫機能を抑制し、症状を悪化させるおそれがある]。
2.2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.3. 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の患者[穿孔の治癒障害を起こすおそれがある]。
2.4. 潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷のある患者[創傷修復を抑制し、症状を悪化させるおそれがある]。
(重要な基本的注意)
8.1. 皮膚萎縮、ステロイド潮紅などの局所的副作用が発現しやすいので、特に顔面、頸、陰部、間擦部位への使用にあたっては、症状の程度を十分考慮すること。
8.2. 大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれることがあるので、長期又は大量使用、密封法(ODT)は難治性症例に対してのみ行うこと〔9.5妊婦、9.7小児等、9.8高齢者の項、11.1.1-11.1.3参照〕。
8.3. 症状改善後は、投与回数又は投与量を減少させるなど、より緩和な局所療法への転換を考慮すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(ウサギで催奇形作用(口蓋裂等)が報告されている)〔8.2参照〕。
(小児等)
9.7.1. 長期使用又は密封法(ODT)は避けること(発育障害を来すおそれがある)〔8.2参照〕。
9.7.2. おむつの使用に注意する(密封法(ODT)と同様の作用がある)〔8.2参照〕。
(高齢者)
大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意すること(一般に副作用があらわれやすい)〔8.2参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
化粧下、ひげそり後等に使用することのないよう注意すること。
14.2. 薬剤投与時の注意
14.2.1. 皮膚外用剤として用法・用量にしたがって使用し、眼科用として使用しないこと。
14.2.2. 密封法(ODT)により副作用はより発現しやすくなる、また、皮膚浸軟又は汗疹があらわれることがあるので、特別な場合を除き、密封法(ODT)は避けること。特に、広範囲の密封法(ODT)により体温調節が難しくなるおそれがあるので、体温上昇がみられる場合には密封法(ODT)を行わないこと。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
15.1.1. 類薬(外国)で、乾癬患者に長期大量使用した場合、治療中あるいは治療中止後、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬等がみられたとの報告がある。
15.1.2. 類薬(外国)で、頭蓋内圧亢進がみられたとの報告がある。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 皮膚の細菌・真菌感染症(0.53%):皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)、皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)があらわれることがあるので、このような場合には、適切な抗菌剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止すること(密封法(ODT)の場合、起こりやすい)〔8.2参照〕。
11.1.2. 下垂体・副腎皮質系機能抑制(0.01%):大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、下垂体・副腎皮質系機能抑制を来すことがあるので、短期の使用が望ましい(特別の場合を除き、密封法(ODT)や長期又は大量使用は避けること)〔8.2参照〕。
11.1.3. 後嚢白内障・緑内障(頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがある。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障等があらわれることがある〔8.2参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 皮膚:(0.1~1%未満)長期連用によるステロイド皮膚(皮膚萎縮、皮膚線条、毛細血管拡張、紫斑)、ステロイドざ瘡(ほほに潮紅、口囲潮紅等、丘疹、膿疱、毛細血管拡張を生じる)、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎[このような場合には徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替えること]、(0.1%未満)皮膚乾燥[このような場合には徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替えること]、長期連用による皮膚色素脱失、多毛、魚鱗癬様皮膚変化[このような場合には徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替えること]。
2). 過敏症:(0.1~1%未満)皮膚刺激感、(0.1%未満)そう痒、発疹、灼熱感、接触皮膚炎。
薬物動態
16.2 吸収
3H-ジフロラゾン酢酸エステルの軟膏及びクリームを皮膚に塗布し、尿と糞中に排泄された放射能量より経皮吸収率を算出したところ、ラットでは29~30%、ウサギでは10~19%であった。
16.3 分布
3H-ジフロラゾン酢酸エステル軟膏及びクリームをラットに経皮投与した結果、本剤はほぼ全身に分布するが、主に肝臓、腎臓、副腎、消化管内容物に分布し、また、塗布部位の皮膚内に長時間にわたり残留が認められた。
16.4 代謝
3H-ジフロラゾン酢酸エステル軟膏及びクリームをラットに経皮投与した結果、皮膚移行後、速やかに代謝をうけ、diflorasone 17-acetate、diflorasone 21-acetate及びdiflorasoneとなる。
16.5 排泄
3H-ジフロラゾン酢酸エステル軟膏及びクリームを経皮投与した結果、ラットでは主として糞中に、ウサギでは主に尿中に排泄された。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
国内36施設で実施された5種類の比較試験を含む臨床試験(臨床効果判定症例数:軟膏986例、クリーム761例)の概要は次のとおりである。
(1)比較試験
0.12%ベタメタゾン吉草酸エステル軟膏及びクリームとの比較試験は、湿疹・皮膚炎群、乾癬、痒疹群及び紅皮症を対象に実施され、本剤の有用性が確認された。
(2)疾患別・剤型別効果
各種疾患の有効率は次表のとおりで、軟膏90.7%(894/986)、クリーム91.2%(694/761)であった。
<<表省略>>
薬効薬理
18.1 作用機序
アラキドン酸代謝の抑制、炎症・免疫担当細胞の抑制などの作用が総合的に作用して抗炎症効果を発揮するものと考えられる。
18.2 ヒトでの作用
18.2.1 血管収縮作用
ヒト皮膚での血管収縮試験において、本剤の血管収縮能は、クロベタゾールプロピオン酸エステルと同等で、ベタメタゾン吉草酸エステル及びヒドロコルチゾン酪酸エステルより有意に優れている。
18.2.2 局所皮膚への影響
ヒト皮膚に6週間密封塗布したとき、皮膚の厚さの減少を指標にした本剤による皮膚菲薄化は、ベタメタゾン吉草酸エステルとほぼ同等で、クロベタゾールプロピオン酸エステルより有意に弱い。
18.2.3 全身への影響
血中及び尿中コルチゾール等を指標とした下垂体・副腎皮質系機能抑制はベタメタゾン吉草酸エステルと同等ないしわずかに強い程度である。
18.3 動物での作用
18.3.1 抗炎症作用
マウスのクロトン油又はピクリールクロライドによる耳浮腫及び抗ラットウサギ血清によるラット皮膚浮腫等の急性炎症を抑制するとともに、ラットの肉芽増殖、創傷治癒及びアジュバント関節炎等の増殖性炎症及びマウスのアレルギー性炎症を抑制する。
18.3.2 全身への影響
ラットのアジュバント関節炎において、胸腺及び脾臓の重量を減少させるが、副腎及びリンパ節の重量は減少させない。濾紙埋込み法において胸腺の重量を減少させる。
医師の処方により使用する医薬品。
