ヒポクライン注射液1.2
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2499404A1023
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ゴナドレリン酢酸塩注射液
- 英名(商品名)
- Hypocrine
- 規格
- 1.2mg3mL1管
- 薬価
- 18,971.00
- メーカー名
- ニプロ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 向下垂体前葉ホルモン〔黄体形成ホルモン放出ホルモン(LH−RH)〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年4月改訂(第1版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:常に禁止(競技会検査及び競技会外検査)
セクション:S2. ペプチドホルモン、成長因子並びにそれらの関連物質及び擬似物質
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
次記疾患における視床下部性性腺機能低下症:1)成長ホルモン分泌不全性低身長症<ゴナドトロピン分泌不全を伴う>、2)視床下部器質性障害、3)ゴナドトロピン単独欠損症。
用法用量
ゴナドレリン酢酸塩として通常1回10~20μgを2時間間隔で1日12回皮下投与する。なお、12週間投与し、血中ゴナドトロピンの上昇がみられないあるいは性ホルモンの上昇がみられない場合は投与を中止する。
(用法及び用量に関連する注意)
本剤は用法に従った投与間隔を維持しないと血中ゴナドトロピン及び性ホルモンの低下を来すことがあるので、適切に調節された自動間歇注入ポンプを用いて投与すること。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
2.1. エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある]。
2.2. アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、前立腺癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある]。
(重要な基本的注意)
本治療の対象は視床下部の障害によりLH-RHの分泌不全を来した低ゴナドトロピン性性腺機能低下患者であるので、本剤の使用に当たっては次の点に注意すること。
・ 本剤の適応患者であることを十分確認し、単に排卵誘発を目的として使用しないこと。
・ 内分泌学に十分な経験を有する医師の管理のもとに投与すること。
・ 原発性性腺機能低下症の患者には使用しないこと(本剤の効果が期待できない)。
・ LH-RH負荷試験により血中ゴナドトロピンの反応を確認すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 子宮筋腫のある患者:子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。
9.1.2. 子宮内膜症のある患者:症状が増悪するおそれがある。
9.1.3. 未治療の子宮内膜増殖症のある患者:子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある。
9.1.4. 乳癌の既往歴のある患者:乳癌が再発するおそれがある。
9.1.5. 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者:症状が増悪するおそれがある。
9.1.6. 前立腺肥大のある患者:前立腺肥大が増大するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい(動物実験で流産(マウス:0.04mg/kg以上)若しくは分娩遅延(マウス:0.04mg/kg以上、ラット:0.02mg/kg以上、ウサギ:0.004mg/kg以上)が認められている)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続性又は中止を検討すること。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 本剤を皮下投与するに当たっては、通常腹壁皮下に行い、神経及び血管を避けて慎重に投与すること。また、同一部位への長期間の注射を避けること。
14.1.2. 注射部位に疼痛を訴えることがある。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1~5%未満)発赤、発疹。
2). 肝臓:(0.1~5%未満)軽度なAST上昇、軽度なALT上昇。
薬物動態
16.1 血中濃度
外国人のデータでは、健康成人男子(5例)に20μg皮下投与したとき、15分後に最高血中濃度260pg/mLに達する。血中濃度の半減期は27.4分である。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
全国21施設において、視床下部性性腺機能低下症(成長ホルモン分泌不全性低身長症、視床下部器質性障害、ゴナドトロピン単独欠損症)32例を対象とし、投与は1回10μgを2時間ごとに1日12回皮下投与を行い、効果不十分な場合は20μgに増量した。投与期間は、最大59週間投与した。結果は次のとおりであった。
<<表省略>>
総症例32例中、副作用が報告されたのは3例(9.4%)で、発疹1件(3.1%)、発赤1件(3.1%)、肝機能検査値異常1件(3.1%)であった。
薬効薬理
18.1 作用機序
下垂体前葉を刺激してゴナドトロピン(LH、FSH)の分泌を促進する。この結果、性ホルモンの産生・分泌を促し性腺機能の低下を改善する。
18.2 ゴナドトロピン分泌促進作用
視床下部を障害した卵巣摘出アカゲザルへの1回6μg1時間間隔の間歇投与は血中ゴナドトロピンを上昇させその血中濃度を維持する。投与法を、持続注入に変更すると間歇投与により上昇していた血中ゴナドトロピンは下降するが、間歇投与の再開により血中ゴナドトロピンは再度上昇する。
18.3 排卵性月経の誘発作用
18.3.1 思春期前の雌アカゲザルに1回6μg1時間間隔で間歇投与を継続したとき、血中ゴナドトロピンの上昇に伴い血中エストラジオール、血中プロゲステロンが上昇し、引き続き排卵性月経を誘起する。
18.3.2 視床下部を障害した成熟雌アカゲザルに1回6μg1時間間隔で間歇投与を継続したとき、血中ゴナドトロピンの上昇に伴い血中エストラジオール、血中プロゲステロンが上昇し、引き続き排卵性月経を誘起する。
医師の処方により使用する医薬品。
