デソパン錠60mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2499008F1034
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- トリロスタン錠
- 英名(商品名)
- Desopan
- 規格
- 60mg1錠
- 薬価
- 401.80
- メーカー名
- 持田製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 副腎皮質ホルモン合成阻害薬
- 色
- 微黄白
- 識別コード
- (本体)MO 231 (被包)MO231
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年10月改訂(第1版)
- 告示日
- 2008年12月19日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
外形画像
改訂情報
-
効能効果
次記疾患におけるアルドステロン分泌過剰状態及びコルチゾール分泌過剰状態の改善並びにそれに伴う諸症状の改善:1)特発性アルドステロン症、2)手術適応とならない原発性アルドステロン症及びクッシング症候群。
(効能又は効果に関連する注意)
〈手術適応とならないクッシング症候群〉下垂体性ACTH過剰分泌によるクッシング症候群(クッシング病)の患者には、原疾患に対する治療も考慮すること。
用法用量
通常、成人には初期投与量として1日240mg(4錠)を3~4回に分割投与する。維持量として1日240mg~480mg(4~8錠)を3~4回に分割投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1. 血中コルチコステロイド等の濃度をモニターすることが望ましい。
8.2. 本剤の投与により副腎不全が起こる可能性があるので、このような場合には、副腎ステロイド補充を行うこと。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 副腎皮質機能低下している患者:副腎皮質機能の低下を助長するおそれがある。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 重篤な腎障害のある患者:代謝、排泄能の低下により、本剤の作用が増強されるおそれがある。
(肝機能障害患者)
9.3.1. 重篤な肝障害のある患者:代謝、排泄能の低下により、本剤の作用が増強されるおそれがある。
(生殖能を有する者)
生殖能を有する者:本剤の投与に際しては、妊娠していないことを十分確認して投与すること、また、投与中は適切な非ホルモン法による避妊を行うこと。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(ヒト(妊婦)において血中プロゲステロン低下をきたすとの報告があり、また、動物実験で胎仔毒性及び母獣の妊娠維持能低下が報告されている)〔2.禁忌の項参照〕。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
ミトタン[副腎皮質機能抑制作用の増強がみられることがある(ミトタンは副腎皮質細胞毒作用及びステロイド合成阻害作用を有する)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
初回投与時に大量投与した場合、副作用発生の可能性が高いとの報告がある。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 肝臓:(0.5~10%未満)AST上昇・ALT上昇・Al-P上昇・γ-GTP上昇等。
2). 過敏症:(0.5~10%未満)発疹・紅斑、潮紅、そう痒感等。
3). 消化器:(0.5~10%未満)悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感・腹部不快感、胸やけ、下痢、口渇等。
4). その他:(0.5~10%未満)倦怠感、眠気、脱毛、関節痛。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人男性3例に本剤を単回経口投与(90及び150mg投与1例、120及び180mg投与1例、180mg投与1例)したところ、血中濃度は投与1ないし2時間後に最高値を示し、投与8時間後には血中から消失した。
16.3 分布
ラットにトリロスタンを10mg/kg投与したところ、副腎が最も高濃度であり、特に皮質に多く分布していた。
16.5 排泄
ラットにトリロスタンを10mg/kg投与したところ、投与後48時間までに総投与量の27~35%が尿中に、60~65%が糞中に排泄された。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
コン症候群及び類縁疾患並びにクッシング症候群の患者130例を対象として、本剤を投与初期の約1週間240mg/日、次いで維持量240~480mg/日を1日3~4回に分割経口投与(効果及び副作用に応じて投与量を増減し、投与期間を決定)した結果、有用性は次表のとおりであった。
<<表省略>>
副作用発現頻度は、17.7%(23/130例)であった。主な副作用は、食欲不振及び悪心・嘔吐各6.2%(8/130例)、発疹及び肝機能検査異常各4.6%(6/130例)であった。
薬効薬理
18.1 作用機序
トリロスタンはアルドステロン及びコルチゾールの生合成過程における酵素の1つである3β-hydroxysteroid脱水素酵素を特異的かつ競合的に阻害することにより、アルドステロン分泌過剰及びコルチゾール分泌過剰を抑制するものと考えられる。
18.2 副腎皮質ステロイドホルモン生合成阻害作用
副腎皮質ステロイドホルモン生合成過程における3β-hydroxysteroid脱水素酵素を特異的かつ競合的に阻害することが認められ、その作用は可逆的である(in vitro)。
ラットでの低ナトリウム食及びACTH誘発の血中アルドステロン及びコルチコステロンの上昇を有意に抑制した。さらに、モルモットでのACTH誘発の血中コルチゾールの上昇を有意に抑制した。
また、アルドステロン分泌過剰によると考えられる高血圧及び尿中電解質異常を示す副腎再生性高血圧ラット等の病態動物において、血圧低下や尿中カリウム排泄の抑制等が認められた。
医師の処方により使用する医薬品。
