プリモジアン・デポー筋注
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2481402A1054
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- テストステロンエナント酸エステル・エストラジオール吉草酸エステル注射液
- 英名(商品名)
- Primodian-depot
- 規格
- 1mL1管
- 薬価
- 530.00
- メーカー名
- 富士製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 男性ホルモン
卵胞ホルモン・骨形成促進薬〔蛋白同化ホルモン〕・骨吸収抑制薬〔卵胞ホルモン〕 - 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2025年10月改訂(第2版)
- 告示日
- 2008年6月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:常に禁止(競技会検査及び競技会外検査)
セクション:S1. たんぱく同化剤
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
2025年11月5日 DSU No.340 【重要】
【15.1臨床使用に基づく情報】(追記)
HRTと乳癌の危険性:
HRTと乳癌発生との因果関係については明らかではないが、次のような報告がある。
閉経後女性を対象とした大規模な疫学調査のメタアナリシスの結果、閉経期ホルモン補充療法(MHT)として卵胞ホルモン剤を単独投与又は卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用した女性は、乳癌になる危険性がMHTの期間とともに高くなり(調整リスク比[95%信頼区間]は1~4年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:1.60[1.52-1.69]、卵胞ホルモン剤単独:1.17[1.10-1.26]、5~14年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:2.08[2.02-2.15]、卵胞ホルモン剤単独:1.33[1.28-1.37])、MHT非使用者に対する調整リスク比はMHT過去使用者よりMHT現使用者の方が高かった。また、MHT過去使用者において、投与中止後も過去の投与期間に依存して乳癌になる危険性が10年以上持続する場合があるとの報告がある。
2025年10月22日 使用上の注意改訂情報 令和7年10月22日指示分
【15. その他の注意-15.1 臨床使用に基づく情報】(新設)
HRTと乳癌の危険性
HRTと乳癌発生との因果関係については明らかではないが、次のような報告がある。
閉経後女性を対象とした大規模な疫学調査のメタアナリシスの結果、閉経期ホルモン補充療法(MHT)として卵胞ホルモン剤を単独投与又は卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用した女性は、乳癌になる危険性がMHTの期間とともに高くなり(調整リスク比[95%信頼区間]は1~4年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:1.60[1.52-1.69]、卵胞ホルモン剤単独:1.17[1.10-1.26]、5~14年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:2.08[2.02-2.15]、卵胞ホルモン剤単独:1.33[1.28-1.37])、MHT非使用者に対する調整リスク比はMHT過去使用者よりMHT現使用者の方が高かった。また、MHT過去使用者において、投与中止後も過去の投与期間に依存して乳癌になる危険性が10年以上持続する場合があるとの報告がある。
効能効果
更年期障害、卵巣欠落症状、骨粗鬆症。
(効能又は効果に関連する注意)
〈更年期障害、卵巣欠落症状〉男性に対する更年期障害、卵巣欠落症状の適応は認められていない。
用法用量
通常、2~4週毎に1回1mLを筋肉内注射する。
なお、症状により適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈更年期障害〉治療を要する症状が残存しているかどうかを確かめるために、約6ヵ月毎に治療を中断すること。
7.2. 〈骨粗鬆症〉投与後6ヵ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には投与を中止し、他の療法を考慮すること。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
2.1. アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者[症状を悪化させるおそれがある]〔8.5参照〕。
2.2. エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある]〔8.2参照〕。
2.3. 乳癌の既往歴のある患者[乳癌が再発するおそれがある]〔8.2参照〕。
2.4. 未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある]〔8.2参照〕。
2.5. 血栓性静脈炎や肺塞栓症の患者又はその既往歴のある患者[症状の悪化又は再発のおそれがある]〔11.1.1参照〕。
2.6. 動脈性血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者〔11.1.1、15.1.3、15.1.4参照〕。
2.7. 重篤な肝障害のある患者〔9.3.1参照〕。
2.8. 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある]〔8.2、8.4参照〕。
2.9. 脂質代謝障害のある患者[症状を悪化させるおそれがある]。
2.10. 妊娠中に悪化した耳硬化症の既往歴のある患者[症状の悪化又は再発のおそれがある]。
2.11. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5.1参照〕。
2.12. 小児〔9.7小児等の項参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1. 〈効能共通〉外国において、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を長期併用した女性では、乳癌になる危険性が対照群の女性と比較して高くなり、その危険性は併用期間が長期になるに従って高くなるとの報告があるので、本剤の投与にあたっては、患者に対し本剤のリスクとベネフィットについて十分な説明を行うとともに必要最小限の使用にとどめ、漫然と長期投与を行わないこと〔15.1.2参照〕。
8.2. 〈効能共通〉女性に投与する場合には、投与前に病歴、家族素因等の問診、乳房検診並びに婦人科検診(子宮を有する患者においては子宮内膜細胞診及び超音波検査による子宮内膜厚の測定を含む)を行い、投与開始後は定期的に乳房検診並びに婦人科検診を行うこと〔2.2-2.4、2.8、9.1.1、9.1.3、9.1.4参照〕。
8.3. 〈効能共通〉女性に投与する場合には、変声の可能性があることを告げておき、女性への投与に際しては観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。
8.4. 〈効能共通〉月経出血以外の子宮出血があらわれた場合は、その原因を明らかにすること〔2.8参照〕。
8.5. 〈骨粗鬆症〉骨粗鬆症の男性に投与する場合には、定期的に前立腺の検査を行うこと〔2.1、9.1.5参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者:症状を悪化させるおそれがある〔8.2参照〕。
9.1.2. 術前又は長期臥床状態の患者:血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがある〔11.1.1参照〕。
9.1.3. 子宮筋腫のある患者:子宮筋腫の発育を促進するおそれがある〔8.2参照〕。
9.1.4. 子宮内膜症のある患者:症状を悪化させるおそれがある〔8.2参照〕。
9.1.5. 前立腺肥大のある患者:症状を悪化させるおそれがある〔8.5参照〕。
9.1.6. 心疾患のある患者又はその既往歴のある患者、癌の骨転移のある患者:ナトリウム貯留又は体液貯留、高カルシウム血症があらわれることがある。
9.1.7. てんかんの患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.8. 糖尿病の患者:十分コントロールを行いながら投与すること(糖尿病が増悪することがある)。
9.1.9. 耳硬化症の患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.10. 多発性硬化症の患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.11. ポルフィリン症の患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.12. テタニーのある患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.13. 高血圧症の患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.14. 全身性エリテマトーデスの患者:症状を悪化させるおそれがある。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 腎疾患のある患者又はその既往歴のある患者:ナトリウム貯留又は体液貯留、高カルシウム血症があらわれることがある。
(肝機能障害患者)
9.3.1. 重篤な肝障害のある患者:投与しないこと(代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある)〔2.7参照〕。
9.3.2. 肝障害<重篤な肝障害を除く>のある患者:症状を悪化させるおそれがある。
(生殖能を有する者)
月経のある患者:投与中に妊娠することがあってはならないので、月経のある患者には、適切な非ホルモン法による避妊を行うよう注意すること(また投与中に、通常の間隔で月経が起こらない場合は、妊娠を考慮すべきであり、鑑別診断により状況が明らかになるまで、投与を中止すること)〔9.5.1参照〕。
(妊婦)
9.5.1. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(女性胎児の男性化を起こすことがある)〔2.11、9.4生殖能を有する者の項参照〕。
9.5.2. 卵胞ホルモン剤を妊娠動物(マウス)に投与した場合、仔の成長後腟上皮の癌性変性及び仔の成長後子宮内膜の癌性変性を示唆する結果が報告されている。また、新生仔(マウス)に投与した場合、仔の成長後腟上皮の癌性変性を認めたとの報告がある。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
骨成長が終了していない可能性がある小児等の患者、思春期前の患者には投与しないこと(骨端早期閉鎖、性的早熟を来すことがある)〔2.12参照〕。
(高齢者)
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(アンドロゲン依存性腫瘍が潜在している可能性があり、また、一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
1). 血糖降下剤(インスリン製剤、スルフォニル尿素系製剤(トルブタミド等)、ビグアナイド系製剤(ブホルミン塩酸塩等))[卵胞ホルモンとの併用により血糖降下作用が減弱することがあるので、血糖値その他患者の状態を十分観察し、血糖降下剤の用量を調節するなど注意すること(卵胞ホルモンは耐糖能を変化させ血糖を上昇させる作用が認められている)]。
2). 抗凝血剤(ワルファリンカリウム等)[男性ホルモンとの併用により抗凝血剤の作用を増強することがあるので、患者の状態を十分観察し、抗凝血剤を減量するなど注意すること(機序は不明)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 静脈内には投与しないこと。筋肉内注射にのみ使用すること。
14.1.2. 注射局所の発赤、腫脹又は疼痛が起こることがある。
14.1.3. 筋肉内注射にあたっては、組織、神経等への影響を避けるため次の点に注意すること。
・ 特に同一部位への反復注射は行わないこと。
・ 神経走行部位を避けるよう注意すること。
・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
15.1.1. ホルモン補充療法(HRT)と子宮内膜癌の危険性:卵胞ホルモン剤を長期間(約1年以上)使用した閉経期以降の女性では、子宮内膜癌になる危険性が対照群の女性と比較して高く、この危険性は、使用期間に相関して上昇し(1~5年間で2.8倍、10年以上で9.5倍)、黄体ホルモン剤の併用により抑えられる(対照群の女性と比較して0.8倍)との疫学調査の結果が報告されている。
15.1.2. HRTと乳癌の危険性:HRTと乳癌発生との因果関係については明らかではないが、次のような報告がある。
(1). 米国における閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験(Women’s Health Initiative[WHI]試験)の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、乳癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.24)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、乳癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意差はない(ハザード比:0.80)との報告がある〔8.1参照〕。
(2). 英国における疫学調査(Million Women Study[MWS])の結果、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用している女性では、乳癌になる危険性が対照群と比較して有意に高くなり(2.00倍)、この危険性は、併用期間が長期になるに従って高くなる(1年未満:1.45倍、1~4年:1.74倍、5~9年:2.17倍、10年以上:2.31倍)との報告がある〔8.1参照〕。
(3). 閉経後女性を対象とした大規模な疫学調査のメタアナリシスの結果、閉経期ホルモン補充療法(MHT)として卵胞ホルモン剤を単独投与又は卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用した女性は、乳癌になる危険性がMHTの期間とともに高くなり(調整リスク比[95%信頼区間]は1~4年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:1.60[1.52-1.69]、卵胞ホルモン剤単独:1.17[1.10-1.26]、5~14年間の卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤併用:2.08[2.02-2.15]、卵胞ホルモン剤単独:1.33[1.28-1.37])、MHT非使用者に対する調整リスク比はMHT過去使用者よりMHT現使用者の方が高かった。また、MHT過去使用者において、投与中止後も過去の投与期間に依存して乳癌になる危険性が10年以上持続する場合があるとの報告がある〔8.1参照〕。
15.1.3. HRTと冠動脈性心疾患の危険性:米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ投与群と比較して高い傾向にあり、特に服用開始1年後では有意に高くなる(ハザード比:1.81)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ投与群と比較して有意差はない(ハザード比:0.91)との報告がある〔2.6参照〕。
15.1.4. HRTと脳卒中の危険性:米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.31)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.37)との報告がある〔2.6参照〕。
15.1.5. HRTと認知症の危険性:米国における65歳以上の閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験(WHI Memory Study[WHIMS])の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:2.05)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ投与群と比較して有意ではないが、高い傾向がみられた(ハザード比:1.49)との報告がある。
15.1.6. HRTと卵巣癌の危険性
(1). 卵胞ホルモン剤を長期間使用した閉経期以降の女性では、卵巣癌になる危険性が対照群の女性と比較して高くなるとの疫学調査の結果が報告されている。
(2). 米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群において、卵巣癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意ではないが、高い傾向がみられた(ハザード比:1.58)との報告がある。
15.1.7. HRTと胆嚢疾患の危険性:米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群において、胆嚢疾患になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.59)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、胆嚢疾患になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.67)との報告がある。
15.1.8. 蛋白同化・男性ホルモン剤を長期大量に投与された再生不良性貧血の患者等に肝腫瘍の発生が観察されたとの報告がある。
(取扱い上の注意)
低温で白濁することがあるが、その場合は水浴中で温めて溶解後使用すること。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 血栓症(頻度不明):卵胞ホルモン剤の長期連用により、血栓症が起こることが報告されている〔2.5、2.6、9.1.2参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)過敏症状。
2). 肝臓:(頻度不明)肝機能異常。
3). 電解質代謝:(頻度不明)高カルシウム血症、ナトリウム貯留・体液貯留。
4). 女性:(頻度不明)月経異常、消退出血、不正出血、経血量変化、乳房痛、乳房緊満感、嗄声・多毛、陰核肥大等の男性化症状、性欲亢進、体重増減。
5). 男性:(頻度不明)陰茎肥大、持続性勃起、睾丸萎縮・精子減少・精液減少等の睾丸機能抑制。
6). 精神神経系:(頻度不明)多幸感。
7). 皮膚:(頻度不明)ざ瘡、皮膚色素沈着、脱毛、紅斑。
8). その他:(頻度不明)頭痛。
薬物動態
16.2 吸収
16.2.1 エストラジオール吉草酸エステルは筋肉内投与後、徐々に放出され、エストラジオールと吉草酸に分かれる。血中エストラジオールは投与3~5日後に最高濃度に達し、約4~5日の半減期で低下した(外国人データ)。
16.2.2 テストステロンエナント酸エステルは筋肉内投与後、徐々に放出されテストステロンとエナント酸に分かれる。健康成人男子にテストステロンエナント酸エステル投与後の血中テストステロン値は投与1~3日後に最高に達し、約3~5日の半減期で消失した(外国人データ)。
16.5 排泄
16.5.1 エストラジオール吉草酸エステルは筋肉内投与後、尿中糞便中排泄比は約9:1であった(外国人データ)。
16.5.2 テストステロンエナント酸エステルは筋肉内投与後、尿中糞便中排泄比は約9:1であった(外国人データ)。
薬効薬理
18.1 作用機序
18.1.1 エストラジオール吉草酸エステルは体内で代謝されエストラジオールとなり作用する。種々の動物実験でみられたエストロゲン作用はエストラジオールとエストラジオール吉草酸エステル投与後でほとんど等しい。
18.1.2 テストステロンはエストロゲンと協同的にゴナドトロピンの分泌抑制作用を示し、子宮粘膜増殖性には拮抗的に作用する。
医師の処方により使用する医薬品。
