ペルサンチン錠100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品あり)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ジピリダモール錠
- 英名(商品名)
- Persantin
- 規格
- 100mg1錠
- 薬価
- 7.40
- メーカー名
- MedicalParkland
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 血小板凝集抑制薬
- 色
- 白
- 識別コード
- (被包)PE100
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年2月改訂(第1版)
- 告示日
- 2006年6月9日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
外形画像
改訂情報
-
効能効果
1). ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制。
2). つぎの疾患における尿蛋白減少:ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群。
用法用量
〈血栓・塞栓の抑制の場合〉
ジピリダモールとして、通常成人1日300~400mgを3~4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈尿蛋白減少を目的とする場合〉
ジピリダモールとして、通常成人1日300mgを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
尿蛋白減少を目的とする場合、投薬開始後、4週間を目標として投薬し、尿蛋白量の測定を行い、以後の投薬継続の可否を検討する(尿蛋白量の減少が認められない場合は、投薬を中止するなど適切な処置をとり、尿蛋白量の減少が認められ投薬継続が必要な場合は、以後定期的に尿蛋白量を測定しながら投薬すること)。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. アデノシン<アデノスキャン>投与中の患者〔10.1参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1. 〈効能共通〉本剤投与中の患者にジピリダモールの注射剤を追加投与した場合、本剤の作用が増強され副作用が発現するおそれがあるので、併用しないこと〔13.1参照〕。
8.2. 〈尿蛋白減少を目的とする場合〉病態の急速な進展がみられる場合には、中止又は他の療法を考慮するなど適切な処置を行うこと。
8.3. 〈尿蛋白減少を目的とする場合〉尿蛋白が減少した場合でも、腎機能が低下することがあるので、定期的に腎機能を検査するなど注意すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 低血圧の患者:更に血圧を低下させることがある。
9.1.2. 重篤な冠動脈疾患(不安定狭心症、亜急性心筋梗塞、左室流出路狭窄、心代償不全等)のある患者:症状を悪化させることがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(マウス)でわずかに胎仔への移行が報告されている)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ウサギ)で母乳中へ移行することが報告されている)。
(相互作用)
10.1. 併用禁忌:
アデノシン<アデノスキャン>〔2.2参照〕[完全房室ブロック、心停止等が発現することがあるので、本剤の投与を受けた患者にアデノシン(アデノスキャン)を投与する場合には少なくとも12時間の間隔をおく、もし完全房室ブロック、心停止等の症状があらわれた場合はアデノシン(アデノスキャン)の投与を中止する(本剤は体内でのアデノシンの血球、血管内皮や各臓器での取り込みを抑制し、血中アデノシン濃度を増大させることによりアデノシンの作用を増強する)]。
10.2. 併用注意:
1). キサンチン系製剤(テオフィリン、アミノフィリン)[本剤の作用が減弱されるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること(テオフィリン等のキサンチン系製剤は、本剤のアデノシンを介した作用を阻害する)]。
2). アデノシン三リン酸二ナトリウム[本剤はアデノシンの血漿中濃度を上昇させ心臓血管に対する作用を増強するので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること(本剤は体内でのアデノシンの血球、血管内皮や各臓器での取り込みを抑制し、血中アデノシン濃度を増大させることによりアデノシンの作用を増強する)]。
3). 降圧剤[本剤は降圧剤の作用を増強することがあるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること(本剤の血管拡張作用により、降圧剤の作用が増強されることがある)]。
4). 抗凝固剤(ダビガトランエテキシラート、ヘパリン等)[出血傾向が増強するおそれがあるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること(これら薬剤は抗凝固作用を有するためと考えられる)]。
(過量投与)
13.1. 症状
本剤の過量服用により熱感、顔面潮紅、発汗、不穏、脱力感、めまい、狭心様症状、血圧低下、頻脈があらわれることがある〔8.1参照〕。
13.2. 処置
過量投与時、激しい胸痛が発現した場合は、アミノフィリンの静注等の適切な処置を行うこと。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
少数例ではあるが、非抱合型ジピリダモールが胆石中に取り込まれていたことを示す症例がある。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと*。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 狭心症状の悪化(0.1%未満)。
11.1.2. 出血傾向(頻度不明):眼底出血、消化管出血、脳出血等の出血傾向があらわれることがある。
11.1.3. 血小板減少(頻度不明)。
11.1.4. 過敏症(頻度不明):気管支痙攣、血管浮腫等の過敏症があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1~5%未満)発疹、(頻度不明)蕁麻疹。
2). 精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛、めまい、(0.1%未満)しびれ感、肩こり。
3). 循環器:(0.1~5%未満)心悸亢進、(0.1%未満)頻脈、血圧低下、潮紅。
4). 消化器:(0.1~5%未満)嘔気、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、(0.1%未満)腹部膨満感。
5). 肝臓:(頻度不明)肝機能検査値異常(AST上昇、ALT上昇等)。
6). その他:(0.1~5%未満)違和感、ほてり、脱力感・倦怠感、胸痛、(0.1%未満)発汗、耳鳴、筋肉痛、鼻出血、皮下出血。
*)発現頻度は再評価調査症例及び再審査調査症例を含む。
薬物動態
16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人12例にジピリダモール100mgを経口投与した場合、速やかに吸収され、0.5~2時間後に最高血漿中濃度約1.2μg/mLに達した。
16.1.2 反復投与
健康成人9例にジピリダモール300mg/日を3日間経口投与した場合、最高血漿中濃度は約1.7μg/mLであり、蓄積性は認められなかった。
16.4 代謝
健康成人7例にジピリダモール50mgを経口投与した場合の主代謝産物は、ジピリダモールのモノグルクロン酸抱合体であった(外国人のデータ)。
16.5 排泄
健康成人10例にジピリダモール200mgを経口投与した場合、24時間尿中には未変化体は認められず、1%以下のモノグルクロン酸抱合体が認められた(外国人のデータ)。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
〈血栓・塞栓の抑制の場合〉
17.1.1 国内比較臨床試験、国内一般臨床試験
心臓弁置換術を受けた患者を対象とした国内比較臨床試験(本剤投与量:200~400mg/日注1)、平均投与期間:30.1ヵ月)及び国内一般臨床試験(本剤投与量:225~450mg/日注1)、平均投与期間:17.5ヵ月)において、ワーファリン及び本剤併用投与された298例のうち効果判定がなされた273例の血栓・塞栓発生率は4.4%(12/273例)であり、血栓・塞栓の抑制における本剤とワーファリンとの併用投与の有用性が認められた。
副作用発現頻度は本剤とワーファリン併用投与群で12.7%(30/237例)であり、主な副作用は頭痛3.4%(8/237例)、そう痒性発疹0.8%(2/237例)であった。
〈尿蛋白減少を目的とする場合〉
17.1.2 国内二重盲検試験、用量検討試験、一般臨床試験
蛋白尿を主訴とする腎疾患患者355例を対象とした国内二重盲検比較試験(投与期間:4週間)、国内用量検討試験(投与期間:2~4週間)及び国内一般臨床試験(投与期間:7日~4ヵ月以上)において、ネフローゼ症候群における尿蛋白減少に対する本剤300mg/日投与群の有効率(有効例数/効果判定例数)は68.2%(88/129例)であり、本剤の有用性が認められた。
なお、ステロイド抵抗性以外のネフローゼ症候群に対する有用性は確立していない。
本剤投与群注2)における副作用発現頻度は28.7%(87/303例)であり、主な副作用は頭痛23.4%(71/303例)、心悸亢進(動悸)5.6%(17/303例)、嘔気2.6%(8/303例)、ほてり2.0%(6/303例)であった。
注1)血栓・塞栓の抑制で本剤を用いる場合の成人における投与量は、300mg~400mg/日である(年齢、症状により適宜増減)
注2)尿蛋白減少を目的とした成人における承認投与量300mg/日(年齢、症状により適宜増減)以外に75~250mg/日、312.5~450mg/日を含む
薬効薬理
18.1 作用機序
18.1.1 抗血小板作用
健康成人において血管壁からのプロスタサイクリン(PGI2)の放出促進、作用増強及び血小板のトロンボキサンA2(TXA2)の合成抑制により、PGI2とTXA2のバランスを改善する。また、血液中アデノシンの赤血球、血管壁への再取り込み抑制作用により、血液中アデノシン濃度を上昇させ、血小板のアデニールサイクラーゼ活性を増強し、血小板内c-AMPの合成を促進する。また、血小板内c-AMPホスホジエステラーゼの活性を抑制し、血小板内のc-AMP濃度を高める(ヒト血小板、in vitro)。また、c-GMPホスホジエステラーゼ活性を抑制し、c-GMP濃度を高める。これらの作用により、血小板の活性化を抑制する。
18.1.2 尿蛋白減少作用
抗血小板作用(ウサギ)、糸球体係蹄壁の陰荷電減少抑制作用(ラット)等により、尿蛋白を減少する。
18.2 薬理作用
18.2.1 抗血小板作用
心臓弁置換患者において短縮した血小板生存日数を延長し、血小板の放出反応を抑制し、また異常に亢進した血小板凝集能・粘着能を抑制する。
血小板凝集能・粘着能及び放出反応等の血小板機能を抑制する(ウサギ)。
18.2.2 血栓・塞栓抑制作用
右心房への鋼材移植(イヌ)、プロナーゼ灌流(イヌ)、大脳皮質動脈の損傷(ウサギ)、腸間膜動脈への電気刺激(ラット)による血栓・塞栓形成を抑制する。
18.2.3 尿蛋白減少作用
アミノヌクレオシド腎症(ラット)、プロタミン腎症(ラット)、抗GBM型腎炎(ラット)において、尿蛋白を減少させる。
18.2.4 腎機能改善作用
ネフローゼ症候群患者において、内因性クレアチニンクリアランス値を増加させる。
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