ニカルジピン塩酸塩注射液10mg「サワイ」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2149400A2155
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象外)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ニカルジピン塩酸塩10mg10mL注射液
- 英名(商品名)
- Nicardipine hydrochloride
- 規格
- 10mg10mL1管
- 薬価
- 97.00
- メーカー名
- 沢井製薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 血圧降下薬〔カルシウム(Ca)拮抗薬〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2019年3月改訂(第17版)
- 告示日
- 2012年12月14日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2013年1月版
- DIRに反映
- 2013年1月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1.手術時の異常高血圧の救急処置。
2.高血圧性緊急症。
3.急性心不全(慢性心不全の急性増悪を含む)。
用法用量
1.手術時の異常高血圧の救急処置:本剤は、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニカルジピン塩酸塩として0.01~0.02%(1mL当たり0.1~0.2mg)溶液を点滴静注する。この場合1分間に、体重1kg当たり2~10μgの点滴速度で投与を開始し、目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら点滴速度を調節する。なお、急速に血圧を下げる必要がある場合には、本剤をそのまま体重1kg当たりニカルジピン塩酸塩として10~30μgを静脈内投与する。
2.高血圧性緊急症:本剤は、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニカルジピン塩酸塩として0.01~0.02%(1mL当たり0.1~0.2mg)溶液を点滴静注する。この場合1分間に、体重1kg当たり0.5~6μgの点滴速度で投与する。なお、投与に際しては1分間に、体重1kg当たり0.5μgより開始し、目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら点滴速度を調節する。
3.急性心不全(慢性心不全の急性増悪を含む):本剤は、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニカルジピン塩酸塩として0.01~0.02%(1mL当たり0.1~0.2mg)溶液を点滴静注する。この場合1分間に、体重1kg当たり1μgの点滴速度で投与する。なお、患者の病態に応じて1分間に、体重1kg当たり0.5~2μgの範囲で点滴速度を調節する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.高血圧性緊急症においては、本剤投与により目的の血圧が得られた後、引き続いて降圧治療が必要で経口投与が可能な場合には、経口投与に切り替える。
2.高血圧性緊急症において、本剤投与終了後に血圧が再上昇することがあるので、本剤の投与を終了する際には徐々に減量し、投与終了後も血圧を十分に管理する(なお、経口投与に切り替えた後にも血圧の再上昇等に留意する)。
3.急性心不全において、本剤の投与によっても、期待された改善がみられない場合には投与を中止し、他の治療法(利尿薬、陽性変力作用を持ついわゆる強心薬、血管拡張薬等の静脈内投与又は機械的補助循環等)に切り替えるなど必要な措置を講じる。
4.点滴静注時の薬剤の調製法の例示:点滴静注する場合の本剤の0.01~0.02%溶液は、次の例示を参考に本剤と配合可能な輸液に本剤の必要量を加えて調製する。
調製する溶液の濃度が約0.01%の場合:(配合する輸液の量)100mL(加える本剤の量)12mL;(配合する輸液の量)250mL(加える本剤の量)30mL;(配合する輸液の量)500mL(加える本剤の量)60mL。
調製する溶液の濃度が約0.015%の場合:(配合する輸液の量)100mL(加える本剤の量)18mL;(配合する輸液の量)250mL(加える本剤の量)45mL;(配合する輸液の量)500mL(加える本剤の量)90mL。
調製する溶液の濃度が約0.02%の場合:(配合する輸液の量)100mL(加える本剤の量)24mL;(配合する輸液の量)250mL(加える本剤の量)60mL;(配合する輸液の量)500mL(加える本剤の量)120mL。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。