レボカバスチン点眼液0.025%「サワイ」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):1319746Q1045
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- レボカバスチン塩酸塩0.025%1mL点眼液
- 英名(商品名)
- Levocabastine
- 規格
- 0.025%1mL
- 薬価
- 46.30
- メーカー名
- 沢井製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- アレルギー用薬〔第2世代抗ヒスタミン薬〕
- 色
- 白
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年10月改訂(第1版)
- 告示日
- 2008年7月4日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
アレルギー性結膜炎。
用法用量
1回1~2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者〔15.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(ラット)で、レボカバスチン80mg/kg経口投与(臨床投与量の33000倍以上に相当)により、胎仔死亡及び催奇形性(多指、水頭、過剰中足骨及び無眼球)が報告されている)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中へ移行することが報告されている)〔16.5.2参照〕。
(小児等)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児を対象とした臨床試験は実施していない。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
オキシメタゾリン[本剤の吸収が低下する可能性がある(機序不明)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
患者に対し次の点に注意するよう指導すること。
・ 本剤はベンザルコニウム塩化物を含有するため、含水性ソフトコンタクトレンズ装用時の点眼は避けること。
・ 本剤は懸濁液のため、使用の際にはその都度容器をよく振盪すること。
・ 点眼したときに液が眼瞼皮膚等についた場合は、すぐにふき取ること。
・ 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
・ 点眼に際しては、原則として仰臥位をとり、患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。
・ 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
本剤の保存剤であるベンザルコニウム塩化物による過敏症が知られている〔2.禁忌の項参照〕。
(取扱い上の注意)
20.1. 本剤は、保管の仕方によっては振り混ぜても粒子が分散しにくくなる場合があるので、上向きに保管すること。
20.2. 小児の手の届かない所に保管すること。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(頻度不明):呼吸困難、顔面浮腫等があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 眼:(0.5%以上)眼刺激、(0.5%未満)眼瞼炎、眼脂、眼球乾燥感、羞明、眼そう痒感、(頻度不明)角膜上皮障害(角膜びらん、点状表層角膜炎等)、結膜充血、霧視(霧視感)、結膜炎、眼瞼浮腫、眼痛、流涙。
2). 免疫系:(頻度不明)血管神経性浮腫。
3). 皮膚:(頻度不明)接触皮膚炎、蕁麻疹。
4). 循環器:(頻度不明)動悸。
5). 精神神経系:(0.5%未満)頭痛、眠気。
薬物動態
16.1 血中濃度
16.1.1 反復投与
健康成人に0.05%レボカバスチン塩酸塩点眼液を両眼に1滴ずつ(レボカバスチン塩酸塩として30μg)6時間間隔で1日3回注)、11日間反復投与したとき、血漿中未変化体濃度は投与5日目には定常状態に達し、蓄積性は認められなかった。最終投与後のCmaxは0.94ng/mL、消失半減期は約41時間であった。
16.4 代謝
健康成人に3H-レボカバスチン塩酸塩(レボカバスチンとして1mg)を単回経口投与注)したとき、尿中放射活性の大部分は未変化体であり、主代謝物はレボカバスチンのグルクロン酸抱合体であった。(外国人データ)
16.5 排泄
16.5.1 健康成人に0.05%レボカバスチン塩酸塩点眼液を両眼に1滴ずつ(レボカバスチン塩酸塩として30μg)6時間間隔で1日3回注)、11日間反復投与したとき、最終投与後96時間までに総点眼量の約16%が未変化体として尿中へ排泄された。
16.5.2 授乳婦に単回経口投与(レボカバスチンとして0.5mg)注)したとき、母乳中への微量の移行がみられ、唾液中濃度と乳汁中濃度はほぼ等しかった。(外国人データ)[9.6参照]
16.8 その他
16.8.1 生物学的同等性試験
結膜中薬物滞留性(ウサギ)
ウサギの片眼にレボカバスチン点眼液0.025%「サワイ」又はリボスチン点眼液0.025%をそれぞれ50μL点眼した後、0.5、1、3、8、24時間における結膜中レボカバスチン塩酸塩濃度を測定した。測定値を用いて統計解析を行ったところ、各測定時点における両剤の結膜中レボカバスチン塩酸塩濃度に有意な差は認められなかった。
50μL点眼後のウサギ結膜中レボカバスチン塩酸塩濃度(ng/g)
<<表省略>>
注)本剤の濃度は0.025%であり、本剤の承認された用法及び用量は、「1回1~2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。」である。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
アレルギー性結膜炎患者230例において、比較試験を含む臨床試験での中等度改善以上の改善率は69.1%(159/230例)で、自覚症状ではそう痒感、異物感、眼脂、流涙、羞明、眼痛、他覚所見では結膜充血及び浮腫、角膜輪部病変が改善された。また、比較試験でレボカバスチン塩酸塩点眼液の有用性が確認された。
薬効薬理
18.1 作用機序
ヒスタミンH1受容体に特異的に働き、強力かつ持続的な拮抗作用を有し、アレルギー性結膜炎におけるそう痒感、充血、流涙などの諸症状を改善する。
18.2 抗ヒスタミン作用
18.2.1 モルモットでのヒスタミン誘発による回腸及び気管の収縮を抑制する(in vitro)。
18.2.2 モルモットでのヒスタミン静注致死及びヒスタミン吸入呼吸困難を抑制する(in vivo)。
18.2.3 ラットでのcompound48/80誘発致死を抑制する(in vivo)。
18.3 実験的アレルギー性結膜炎モデルに対する作用
モルモット及びラットのアレルギー性結膜炎モデルにおいて、ヒスタミン及び抗原誘発による結膜炎症状(充血及び浮腫)、結膜の血管透過性亢進を抑制する。
18.4 好中球及び好酸球の遊走抑制作用(点眼投与)
ヒスタミン誘発によるモルモット結膜への好中球及び好酸球の遊走を抑制する(in vivo)。
18.5 生物学的同等性試験
18.5.1 ラット受動感作アレルギー性結膜炎モデルを用い、レボカバスチン点眼液0.025%「サワイ」とリボスチン点眼液0.025%の抗アレルギー作用について、薬剤をアレルギー反応惹起15分前に点眼し、結膜への色素漏出量を指標として比較検討したところ、両剤に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
<<表省略>>
18.5.2 モルモットのヒスタミン誘発結膜炎モデルを用い、レボカバスチン点眼液0.025%「サワイ」とリボスチン点眼液0.025%の抗アレルギー作用について、薬剤をヒスタミンによる結膜炎惹起15分前に点眼することで予防効果を、惹起5分後及び10分後の2回点眼することで治療効果を比較検討した。惹起された結膜炎の程度を観察(スコア化)し、コントロール群のスコア値に対する比率から抑制率を算出した。その結果、いずれの試験においても両剤に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
<<表省略>>
医師の処方により使用する医薬品。
