アシクロビル眼軟膏3%「日点」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):1319719M1070
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アシクロビル3%眼軟膏
- 英名(商品名)
- Aciclovir NITTEN
- 規格
- 3%1g
- 薬価
- 262.30
- メーカー名
- ロートニッテン
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗ヘルペスウイルス薬
- 色
- 白
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年8月改訂(第1版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2020年7月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
改訂情報
-
効能効果
単純ヘルペスウイルスに起因する角膜炎。
用法用量
通常、適量を1日5回塗布する。なお、症状により適宜回数を減じる。
(用法及び用量に関連する注意)
本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。また、投与を継続する場合は副作用の発現に十分注意し、長期投与はできるだけ避けること。
警告・禁忌・相互作用・その他の注意
(禁忌)
本剤の成分あるいはバラシクロビル塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で、妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎仔頭部異常及び胎仔に尾の異常が認められたと報告されている。
(小児等)
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
患者に対し次の点に注意するよう指導すること。
・ 使用中は、コンタクトレンズの装用を避けること。
・ 薬剤汚染防止のため、塗布するとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
・ 患眼を開瞼して結膜嚢内に塗布し、閉瞼して軟膏が全体に広がった後、開瞼すること。
・ 軟膏が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。
・ 他の点眼剤を併用する場合には、本剤を最後に塗布する(その際、少なくとも5分以上間隔をあける)。
(保管上の注意)
室温保存。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 眼:(5%以上)びまん性表在性角膜炎(27.5%)、(5%未満)眼瞼炎、一過性眼刺激、(頻度不明)結膜炎、角膜潰瘍、結膜びらん。
2). 皮膚:(頻度不明)接触皮膚炎。
3). 過敏症:(頻度不明)血管浮腫、蕁麻疹。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人10例の片眼に3%アシクロビル眼軟膏を1日5回、14日間連続投与したとき、最終投与後の血漿中アシクロビル濃度は検出限界未満(<0.23μg/mL)であった。
16.3 分布
白内障患者25眼に、アシクロビル眼軟膏を5時間毎に4~6回投与した後の房水中アシクロビル濃度は、平均1.7μg/mLであった(外国人データ)。
注)本剤の効能・効果は単純ヘルペスウイルスに起因する角膜炎である。
臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内第III相試験(二重盲検比較試験)
単純ヘルペス性角膜炎患者を対象に、アシクロビル眼軟膏及びイドクスウリジン眼軟膏を1日5回、原則2週間投与した結果、有効率はアシクロビル眼軟膏群98.1%(53/54)、イドクスウリジン眼軟膏群81.8%(45/55)であり、アシクロビル眼軟膏群はイドクスウリジン眼軟膏群に対して有意に高かった。なお、7日目の治療により効果の兆候がないか、あるいは悪化する場合には治療法を変更した。
アシクロビル眼軟膏群の副作用発現頻度は24.1%(13/54)であり、主な副作用は、びまん性表在性角膜炎22.2%(12/54)であった。
17.1.2 国内第III相試験(臨床ウイルス学的試験)
単純ヘルペス性角膜炎患者を対象に、アシクロビル眼軟膏を1日5回、原則2週間投与した結果、有効率は80%(20/25)であった。なお、7日目の治療により効果の兆候がないか、あるいは悪化する場合には治療法を変更した。
副作用発現頻度は25.8%(8/31)であり、副作用は、全てびまん性表在性角膜炎であった。
薬効薬理
18.1 作用機序
アシクロビルは、単純ヘルペスウイルスが感染した細胞内に入ると、ウイルス性チミジンキナーゼにより一リン酸化された後、細胞性キナーゼによりリン酸化され、アシクロビル三リン酸(ACV-TP)となる。ACV-TPは正常基質であるdGTPと競合してウイルスDNAポリメラーゼによりウイルスDNAの3’末端に取り込まれると、ウイルスDNA鎖の伸長を停止させ、ウイルスDNAの複製を阻害する。
アシクロビルリン酸化の第一段階である一リン酸化は感染細胞内に存在するウイルス性チミジンキナーゼによるため、ウイルス非感染細胞に対する障害性は低いものと考えられる。
18.2 抗ウイルス作用
18.2.1 アシクロビルは、単純ヘルペスウイルス1型及び2型のin vitroにおける増殖を抑制し、IC50はそれぞれ0.01~1.25μg/mL及び0.01~3.20μg/mLであった。
18.2.2 ウサギの角膜に単純ヘルペスウイルス1型を接種し、3日後から3%アシクロビル眼軟膏を結膜嚢に1日5回塗布した結果、塗布後4日目に角膜潰瘍はほぼ治癒した。
18.3 生物学的同等性試験
18.3.1 家兎実験的角膜ヘルペスモデルに対する効果
アシクロビル眼軟膏3%「日点」とゾビラックス眼軟膏3%の効果を単純ヘルペスウイルスによる家兎実験的角膜ヘルペスモデルを用いて、治療効果をスコアにより評価した結果、両剤に有意差は認められず、生物学的に同等であると判断された。
<<図省略>>
18.3.2 マウス実験的角膜ヘルペスモデルに対する効果
アシクロビル眼軟膏3%「日点」とゾビラックス眼軟膏3%の効果を単純ヘルペスウイルスによるマウス実験的角膜ヘルペスモデルを用いて、治療効果をスコアにより評価した結果、両剤に有意差は認められず、生物学的に同等であると判断された。
<<図省略>>
医師の処方により使用する医薬品。
