ビヨントラ錠400mgと同一成分[アコラミジス塩酸塩(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
ビヨントラ錠400mg アレクシオン 400mg1錠 フィルムコーティング錠 8,995.90 先発品(後発品なし) トランスサイレチン型心アミロイドーシス[変異型]
トランスサイレチン型心アミロイドーシス[野生型]

ビヨントラ錠400mgの情報

その他の治療薬 > TTR型アミロイドーシス治療薬

アコラミジスはTTRの4量体における2つのサイロキシン結合部位に選択的に結合することにより、疾患抑制性のT119M変異型TTRと同様の立体構造にシフトすることで4量体を安定化させ、その単量体への解離を抑制し、新たなTTRアミロイド形成の律速段階を抑制する。
18.1.1 精製TTRへの結合
(1)蛍光偏光法、等温滴定熱量測定法、表面プラズモン共鳴法、マイクロスケール熱泳動法、サブユニット交換法によるin vitro試験において、本剤はTTRに対して結合親和性を示した。
(2)表面プラズモン共鳴法によるin vitro試験において、本剤はTTRに速やかに結合と緩やかな遊離を示した。
(3)線維形成法によるin vitro試験において、本剤は野生型TTR及びV122I変異型TTRを安定化した。
18.1.2 血清TTRへの結合
(1)12種の固有のTTR変異を含む54例の被験者血清を用いた蛍光プローブ排除法による評価で、本剤は検討されたすべての変異型TTR及び対照に用いた野生型TTRに対し、90%超のTTR結合率を示した。
(2)18種の固有のTTR変異を含む64例の被験者血漿TTRを用いたウエスタンブロット法による評価で、本剤は検討されたほとんどの変異型TTR及び対照に用いた野生型TTRに対し、90%超のTTR安定化率を示した。
18.1.3 TTR結合時の立体構造
結晶構造による解析で、本剤は野生型TTR及びV122I変異型TTRに結合すると、Ser117側鎖への相互作用により、疾患抑制性のT119M変異型TTRと同様の立体構造にシフトすることが示された。

※重大な副作用記載なし

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

不明

UGT

※該当の情報なし、または情報収集中

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