ネオドパゾール配合錠と同一成分[レボドパ・ベンセラジド塩酸塩(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
イーシー・ドパール配合錠 大原 1錠 素錠 14.90 先発品(後発品なし) パーキンソン症候群
パーキンソン病
ネオドパゾール配合錠 アルフレッサファーマ 1錠 素錠 19.30 先発品(後発品なし) パーキンソン症候群
パーキンソン病
マドパー配合錠 太陽ファルマ 1錠 素錠 17.00 先発品(後発品なし) パーキンソン症候群
パーキンソン病
マドパー配合錠L100 太陽ファルマ 1錠 素錠 17.00 先発品(後発品なし) パーキンソン症候群
パーキンソン病
マドパー配合錠L50 太陽ファルマ 1錠 素錠 11.60 先発品(後発品なし) パーキンソン症候群
パーキンソン病

ネオドパゾール配合錠の情報

抗パーキンソン病薬 > レボドパ製剤

ネオドパゾール配合錠はレボドパと芳香族L‐アミノ酸脱炭酸酵素阻害薬ベンセラジドを4:1の比率で配合したパーキンソニズム治療剤である。パーキンソン病・パーキンソン症候群患者において、脳内線条体で不足しているドパミンを補う効果があり、ラットにおける実験により次の作用が認められている。
レボドパはドパミンの前駆物質であり、血液-脳関門を通過し、脳内で脱炭酸酵素の働きによりドパミンに転換されパーキンソン病・パーキンソン症候群の症状を改善する。しかし、単独投与の場合、レボドパは末梢組織において脱炭酸酵素により急速にドパミンに転換される。そのため体内に吸収されたレボドパ量に比べ、血液-脳関門を通過して脳内に取り込まれるレボドパ量は少ない。一方、ベンセラジド塩酸塩はレボドパ脱炭酸酵素阻害薬であり、脳以外の末梢各組織でレボドパの脱炭酸反応を防ぐ。このため、配合剤では末梢での血中レボドパ濃度が高まり、脳内へのレボドパ移行量が増加する。
レボドパ単独投与に比し、レボドパの1日用量を約1/5に減量でき、同等又はそれ以上の効果を発揮する。
また食欲不振、悪心、嘔吐等の消化器障害を軽減する。さらに、ピリドキシン塩酸塩(Vitamin B6)併用時でも作用は減弱されない。

溶血性貧血
血小板減少
うつ状態(抑うつ、うつ病)
幻覚
錯乱
突発的睡眠
悪性症候群(Syndrome malin)
閉塞隅角緑内障

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与しないことが望ましい

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

閉塞隅角緑内障の患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

[レボドパ]不明
[ベンセラジド塩酸塩]不明

※該当の情報なし、または情報収集中

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