タプコム配合点眼液と同一成分[タフルプロスト・チモロールマレイン酸塩(外用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
タプコム配合点眼液 参天 1mL 点眼剤 630.50 先発品(後発品あり) 高眼圧症
緑内障
タフチモ配合点眼液「NIT」 東亜薬品 1mL 点眼剤 343.50 後発品(加算対象) 高眼圧症
緑内障
タフチモ配合点眼液「日点」 ロートニッテン 1mL 点眼剤 343.50 後発品(加算対象) 高眼圧症
緑内障

タプコム配合点眼液の情報

緑内障治療薬 > 緑内障治療薬合剤:β遮断薬・プロスタグランジン製剤

本剤の配合成分であるタフルプロストの活性代謝物(タフルプロストカルボン酸体)は、プロスタノイドFP受容体作動薬である。一方の配合成分であるチモロールマレイン酸塩は、非選択的β‐受容体遮断剤である。両剤は異なる作用機序により眼圧下降作用を示す。
・プロスタノイドFP受容体作動作用
タフルプロストの活性代謝物であるタフルプロストカルボン酸体は、プロスタノイドFP受容体に対して高い親和性(Ki=0.40nM)を示した。サルを用いて、0.005%タフルプロスト点眼液を1日1回3~5日間反復点眼したときの房水動態をフルオロフォトメトリー法、Two‐level constant pressure perfusion法及び125I‐131I標識アルブミン灌流法により検討したところ、房水産生量に変化は認められず、ぶどう膜強膜流出量を有意に増大させた。
・β‐受容体遮断作用
チモロールマレイン酸塩の眼圧下降の作用機序の詳細は明らかではないが、サル、健康成人でのフルオロフォトメトリー試験及び緑内障患者でのトノグラフィー試験において、主に房水産生の抑制によることが示唆されている。

気管支痙攣
呼吸困難
呼吸不全
脳虚血
脳血管障害
心不全(うっ血性心不全)
心伝導障害(心ブロック)
心停止
虹彩色素沈着
眼類天疱瘡
SLE様症状(全身性エリテマトーデス(の悪化))

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

コントロール不十分な心不全のある患者
気管支喘息又はその既往歴のある患者
気管支痙攣のある患者
重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者
心原性ショックのある患者
洞性徐脈のある患者
房室ブロックのある患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

※データ登録対象外

※データ登録対象外

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