ダントリウムカプセル25mgと同一成分[ダントロレンナトリウム(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
ダントリウムカプセル25mg オーファンパシフィック 25mg1カプセル カプセル剤 17.60 先発品(後発品なし) 悪性症候群
スモンに伴う痙性麻痺
外傷後遺症に伴う痙性麻痺
脊髄損傷後遺症に伴う痙性麻痺
頭部外傷後遺症に伴う痙性麻痺
筋萎縮性側索硬化症に伴う痙性麻痺
後縦靱帯骨化症に伴う痙性麻痺
脊髄炎に伴う痙性麻痺
脊髄小脳変性症に伴う痙性麻痺
脊髄症に伴う痙性麻痺
減圧症に伴う痙性麻痺
多発性硬化症に伴う痙性麻痺
脳卒中後遺症に伴う痙性麻痺
痙性脳性麻痺
痙性脊髄麻痺に伴う痙性麻痺
頚椎症に伴う痙性麻痺
全身こむらがえり病

ダントリウムカプセル25mgの情報

筋弛緩薬 > 骨格筋直接作用末梢性筋弛緩薬

〈痙性麻痺、全身こむら返り病〉
骨格筋の興奮-収縮連関に直接作用することが、種々の実験により証明されており、この興奮-収縮連関のどの部位に作用するかについては、筋小胞体からカルシウムイオンが遊離する機構を抑え、トロポニンに結合するカルシウムイオンを減少させることが示唆され、特にT‐システムから筋小胞体に信号が伝達される場がダントロレンナトリウム水和物の主作用部位と推定されている。
〈悪性症候群〉
悪性症候群の原因として、骨格筋における筋小胞体からのカルシウムイオン遊離亢進並びに中枢神経系における細胞内カルシウムイオン濃度上昇に伴うドパミン-セロトニン神経活性の不均衡が推定されている。ダントロレンナトリウム水和物は骨格筋において筋小胞体からのカルシウムイオン遊離を抑制し、中枢神経系において細胞内カルシウムイオン濃度上昇を抑制し神経伝達物質の遊離亢進を抑制する結果、ドパミン-セロトニン神経活性の不均衡を改善するものと考えられる。

ショック
アナフィラキシー
肝機能障害(肝障害)
黄疸
呼吸不全
PIE症候群
胸膜炎
イレウス

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与しないことが望ましい

授乳婦→授乳しないことが望ましい

肝疾患のある患者
筋無力症状のある患者
閉塞性肺疾患あるいは心疾患により、著しい心肺機能低下のみられる患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

肝消失型

CYP1A1、CYP1A2、CYP3A4、CYP3A5

運転禁止