メトピロンカプセル250mgと同一成分[メチラポン(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
メトピロンカプセル250mg セオリア 250mg1カプセル 軟カプセル剤 1,155.60 クッシング症候群
下垂体ACTH分泌予備能の測定

メトピロンカプセル250mgの情報

診断用薬 > 下垂体機能検査薬

メチラポンは、副腎皮質ステロイドの中の主要な三つ、即ちコルチゾール(ヒドロコルチゾン)、コルチコステロン及びアルドステロンの生合成の過程において、11β‐水酸化酵素を特異的かつ可逆的に阻害する。
18.1.1 下垂体ACTH分泌予備能の測定
下垂体前葉からのACTH分泌は、血中のコルチゾールの濃度に影響されるので、メチラポン投与によって、副腎皮質からのコルチゾール分泌が減少すると、下垂体前葉機能が正常であれば、ACTH分泌の増加が起こってくる。
ACTH分泌の増加によって、副腎皮質機能が刺激されるが、メチラポンの阻害作用のために副腎皮質におけるステロイド生合成は、11‐デスオキシコルチゾール及び11‐デスオキシコルチコステロンの段階で止まる。
この両者の生成は増量し、これらの物質又はその代謝産物は、血中及び尿中に出現し、代謝産物は17‐OHCS又は17‐KGSとして定量的に測定される。副腎皮質機能が正常で、しかも前記の11‐デスオキシコルチゾール、11‐デスオキシコルチコステロン又はその代謝産物の尿中排泄が、メチラポン投与に反応して増加しなかった場合には、下垂体前葉のACTH分泌機能不全を意味する。
18.1.2 クッシング症候群
クッシング症候群患者において、メチラポンはコルチゾール産生を抑制し高コルチゾール血症を改善する。この薬効は投与2時間後より認められた。なお、クッシング病患者において、本剤の効果は長期投与でも維持された。

ショック
骨髄抑制
急性副腎不全(副腎クリーゼ)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療あるいは診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し授乳の継続又は中止を検討

副腎皮質機能不全の患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

不明

※該当の情報なし、または情報収集中

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