エトキシスクレロール1%注射液と同一成分[ポリドカノール(注射)]の医薬品情報一覧

表を左右にスクロールして
ご覧いただけます

商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
エトキシスクレロール1%注射液 カイゲンファーマ 1%30mL1瓶 注射用剤 15,305.00 先発品(後発品なし) 食道静脈瘤
食道静脈瘤出血
ポリドカスクレロール0.5%注2mL カイゲンファーマ 0.5%2mL1管 注射用剤 673.00 先発品(後発品なし) 下肢静脈瘤[一次性/伏在静脈瘤の本幹を除く]
ポリドカスクレロール1%注2mL カイゲンファーマ 1%2mL1管 注射用剤 719.00 先発品(後発品なし) 下肢静脈瘤[一次性]
ポリドカスクレロール3%注2mL カイゲンファーマ 3%2mL1管 注射用剤 816.00 先発品(後発品なし) 下肢静脈瘤[一次性]

エトキシスクレロール1%注射液の情報

止血薬・出血抑制薬 > 静脈瘤硬化薬

本剤の粘膜注入により形成されたクアーデルによる出血孔の圧迫止血と破綻局所の血栓化により止血する。さらに、出血部へ血液を供給する静脈瘤をクアーデルにより圧迫狭小化することで、血流を減少させることも止血に対して有効に作用すると考えられる。
本剤注入により、注入部位の周囲に浮腫、急性炎症性変化、潰瘍形成、肉芽組織を経て潰瘍治癒、線維化が起こる。この炎症性変化や線維化による食道静脈瘤の圧迫、狭小化及び閉鎖や食道静脈瘤を線維化層で覆うことにより、食道静脈瘤の硬化・退縮をもたらす。
また、細い静脈瘤に対しては、外部から静脈内膜炎を誘発し、血栓の形成を起こし、血栓の器質化をもたらすことにより静脈瘤を消失させる。

ショック
アナフィラキシー
播種性血管内凝固症候群(DIC)

妊娠初期(妊娠3カ月以内)の女性→投与禁忌
妊婦(妊娠3カ月以内の女性を除く)又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

ショックあるいは前ショック状態にある患者
胃びらん出血のある患者
胃潰瘍出血のある患者
十二指腸潰瘍出血のある患者
重篤な心疾患のある患者
多臓器障害の患者
投与部位並びにその周辺に炎症又は潰瘍のある患者
糖尿病性細小血管症のある患者
動脈硬化のある患者
内視鏡検査が危険と判断される患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
播種性血管内凝固症候群状態の患者

不明

※該当の情報なし、または情報収集中

※該当の情報なし、または情報収集中