ヒノポロン口腔用軟膏と同一成分[ヒドロコルチゾン酢酸エステル・ヒノキチオール配合剤(外用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
ヒノポロン口腔用軟膏 ジーシー昭和薬品 1g 歯科用剤 175.90 急性歯肉炎
辺縁性歯周組織炎

ヒノポロン口腔用軟膏の情報

歯科用薬

18.1.1 抗菌作用
ヒノキチオールは歯周疾患の炎症や化膿に関与するアクチノミセスや溶血性ストレプトコッカスなどの好気性菌には100万分の3~100の濃度で、また症状が進み盲嚢が深くなるに従い歯肉組織の崩壊に大きく関与するとみられるバクテロイデスや、フソバクテリウムなどの嫌気性菌には、100万分の3~50の濃度で発育を阻止する。
18.1.2 抗炎症作用
ヒドロコルチゾン酢酸エステルは、糖質コルチコイドであり、細胞質あるいは核内に存在する受容体に結合すると、核内に移行して特定の遺伝子の転写を開始あるいは阻害する。転写が開始されて合成される代表的なたん白質はリポコルチン‐1であるが、これはホスホリパーゼA2を阻害して結果的にプロスタグランジン類、トロンボキサン類、ロイコトリエン類などの起炎物質の産生を低下させる。起炎物質の生合成抑制と炎症細胞の遊走抑制により抗炎症作用を現すと考えられる。
18.1.3 鎮痛作用
アミノ安息香酸エチルは、神経細胞膜のNa+チャンネルを抑制することによって神経の活動電位発生を抑制するという局所麻酔薬共通の作用により、知覚神経の求心性伝導を抑制する。水に難溶で、軟膏や坐剤として外用で用いる。

ショック
振戦、痙攣

妊婦または妊娠している可能性のある女性→有益性投与(長期使用を避ける)

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

メトヘモグロビン血症のある患者
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

※データ登録対象外

※データ登録対象外

※該当の情報なし、または情報収集中

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