ベルスピティ錠2mgと同一成分[エトラシモドL-アルギニン(内用)]の医薬品情報一覧

表を左右にスクロールして
ご覧いただけます

商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
ベルスピティ錠2mg ファイザー 2mg1錠 フィルムコーティング錠 4,792.80 先発品(後発品なし) 重症潰瘍性大腸炎
中等症潰瘍性大腸炎

ベルスピティ錠2mgの情報

腸疾患治療薬 > 炎症性腸疾患治療薬

エトラシモドは5種類のS1P受容体サブタイプのうちS1P1、S1P4及びS1P5受容体に高い親和性で結合する。エトラシモドは、S1P1受容体に対するアゴニスト作用としてのGタンパク質の活性化とβ‐アレスチン動員によるS1P1受容体の内在化の誘導作用を有する。エトラシモドは、S1P1受容体に結合し内在化を誘導することでS1P1受容体の機能的アンタゴニストとして作用し、リンパ器官からのリンパ球の移出を部分的かつ可逆的に抑制、血中のリンパ球数を減少させることで組織内の活性化リンパ球数を減少させる。

肝機能障害(肝障害)
リンパ球減少
徐脈
可逆性後白質脳症症候群
進行性多巣性白質脳症(PML)
黄斑浮腫
感染症(感染症の増悪)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与禁忌

授乳婦→授乳しないことが望ましい

重篤な感染症のある患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
投与開始前6ヵ月以内に一過性脳虚血発作を発症した患者
投与開始前6ヵ月以内に脳卒中を発症した患者
モビッツⅡ型第2度房室ブロックの既往又は罹患のある患者
第3度房室ブロックの既往又は罹患のある患者
投与開始前6ヵ月以内にNYHA分類Ⅲ度又はⅣ度の心不全を発症した患者
投与開始前6ヵ月以内に心筋梗塞を発症した患者
投与開始前6ヵ月以内に入院を要する非代償性心不全を発症した患者
投与開始前6ヵ月以内に不安定狭心症を発症した患者
洞不全症候群の既往又は罹患のある患者
洞房ブロックの既往又は罹患のある患者

肝消失型

CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP3A5

運転注意