テラムロ配合錠BP「ニプロ」と同一成分[テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
テラムロ配合錠AP「ニプロ」 ニプロ 1錠 フィルムコーティング錠 10.40 後発品(加算対象) 高血圧症
テラムロ配合錠BP「ニプロ」 ニプロ 1錠 フィルムコーティング錠 14.00 後発品(加算対象) 高血圧症

テラムロ配合錠BP「ニプロ」の情報

降圧薬 > 降圧薬合剤:ARB・Ca拮抗薬合剤

18.1.1 テルミサルタン
テルミサルタンは主に血管平滑筋のアンジオテンシンII(A‐II)タイプ1(AT1)受容体において、生理的昇圧物質であるA‐IIと特異的に拮抗し、その血管収縮作用を抑制することにより降圧作用を発現する。テルミサルタンのAT1受容体親和性は高く(Ki=3.7nM)、AT1受容体から容易に解離しない。テルミサルタンは10~1000nMの濃度範囲で、A‐IIによる摘出ウサギ大動脈標本の血管収縮反応曲線を、濃度依存的に右方に移動させると共に最大収縮を40~50%抑制する。また標本洗浄120分後においても有意な血管収縮抑制を示し、作用は持続的である。また、ブラジキニン分解酵素であるACE(キニナーゼII)に対しては直接影響を及ぼさない。
18.1.2 アムロジピンベシル酸塩
細胞膜の膜電位依存性カルシウムチャンネルに特異的に結合し、細胞内へのCa2+の流入を減少させることにより、冠血管や末梢血管の平滑筋を弛緩させる。カルシウム拮抗作用の発現は緩徐であり、持続的である。また、心抑制作用は弱く、血管選択性が認められている。

ショック
アナフィラキシー
失神、意識消失
肝機能障害(肝障害)
黄疸
劇症肝炎
横紋筋融解症
間質性肺炎
無顆粒球症
白血球減少
血小板減少
房室ブロック
低血糖
高カリウム血症
腎障害(腎機能障害)
血管浮腫

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与禁忌(妊娠が判明した場合には直ちに投与を中止する)

授乳婦→授乳しないことが望ましい

アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者
重篤な肝障害のある患者
胆汁の分泌が極めて悪い患者
本剤の成分及びジヒドロピリジン系化合物に対し過敏症の既往歴のある患者

[テルミサルタン]肝消失型
[アムロジピン]肝消失型

[テルミサルタン]UGT
[アムロジピン]CYP3A4

運転注意