テルチア配合錠AP「日医工」と同一成分[テルミサルタン・ヒドロクロロチアジド(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
テルチア配合錠AP「日医工」 日医工 1錠 フィルムコーティング錠 10.40 後発品(加算対象) 高血圧症
テルチア配合錠BP「日医工」 日医工 1錠 フィルムコーティング錠 11.60 後発品(加算対象) 高血圧症

テルチア配合錠AP「日医工」の情報

降圧薬 > 降圧薬合剤:ARB・利尿薬合剤

テルミサルタンは主に血管平滑筋のアンジオテンシンII(A‐II)タイプ1(AT1)受容体において、生理的昇圧物質であるA‐IIと特異的に拮抗し、その血管収縮作用を抑制することにより降圧作用を発現する。テルミサルタンのAT1受容体親和性は高く(Ki=3.7nM)、AT1受容体から容易に解離しない。テルミサルタンは10~1000nMの濃度範囲で、A‐IIによる摘出ウサギ大動脈標本の血管収縮反応曲線を濃度依存的に右方に移動させると共に最大収縮を40~50%抑制する。また標本洗浄120分後においても有意な血管収縮抑制を示し、作用は持続的である。また、ブラジキニン分解酵素であるACE(キニナーゼII)に対しては直接影響を及ぼさない。
ヒドロクロロチアジドは腎遠位尿細管におけるNa+とCl-の再吸収を抑制し、水の排泄を促進させる。炭酸脱水素酵素阻害作用も有する。降圧作用は、初期には循環血流量の低下により、長期的には末梢血管の拡張によると考えられている。

ショック
アナフィラキシー
失神、意識消失
肝機能障害(肝障害)
黄疸
横紋筋融解症
間質性肺炎
急性呼吸窮迫症候群
肺水腫
壊死性血管炎
再生不良性貧血
溶血性貧血
閉塞隅角緑内障
急性近視
低血糖
高カリウム血症
低ナトリウム血症
SLE様症状(全身性エリテマトーデス(の悪化))
腎障害(腎機能障害)
血管浮腫

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与禁忌(妊娠が判明した場合には直ちに投与を中止する)

授乳婦→授乳しないことが望ましい

アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者
急性腎不全の患者
血液透析中の患者
重篤な肝障害のある患者
体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している患者
胆汁の分泌が極めて悪い患者
本剤の成分及びチアジド系薬剤又はその類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者
無尿の患者

[ヒドロクロロチアジド]腎排泄型
[テルミサルタン]肝消失型

[テルミサルタン]UGT

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