アイラミド配合懸濁性点眼液と同一成分[ブリモニジン酒石酸塩・ブリンゾラミド(外用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
アイラミド配合懸濁性点眼液 千寿 1mL 点眼剤 378.40 先発品(後発品なし) 高眼圧症
緑内障

アイラミド配合懸濁性点眼液の情報

緑内障治療薬 > 緑内障治療薬合剤:α2刺激薬・炭酸脱水酵素阻害薬

18.1.1 ブリモニジン酒石酸塩
ブリモニジンは、アドレナリンα2‐受容体に作用し、房水産生の抑制及びぶどう膜強膜流出路を介した房水流出の促進により眼圧を下降させると考えられている。
ウサギの片眼に0.3%ブリモニジン酒石酸塩溶液を単回点眼した試験(フルオロフォトメトリー法)では、点眼1時間後に点眼前に比べて最大43.9%の有意な房水産生の抑制が認められた。
高眼圧症患者の片眼に0.2%ブリモニジン酒石酸塩点眼液を点眼した試験(フルオロフォトメトリー法)において、房水産生の抑制及びぶどう膜強膜流出路からの房水流出の促進が認められた(外国人データ)。
18.1.2 ブリンゾラミド
ブリンゾラミドは毛様体突起部のII型炭酸脱水酵素を特異的に阻害してHCO3-の生成を抑制し、それに伴いNa+及び水の後房への輸送を抑えることで、房水産生を抑制して眼圧下降作用を示すと考えられている。有色ウサギ及びカニクイザルを用いたレーザー誘発高眼圧モデルにおいて、1%ブリンゾラミド懸濁性点眼液の点眼投与によって房水産生が抑制されたことが示されている。一方で、ブリンゾラミドは房水流出には影響を及ぼさなかったことから、ブリンゾラミドの眼圧下降作用は房水産生の抑制によるものと考えられている。また、健康成人の片眼に1%ブリンゾラミド懸濁液を点眼した試験(フルオロフォトメトリー法)において、房水産生の抑制が認められている。

角膜混濁

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

重篤な腎障害のある患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

※データ登録対象外

※データ登録対象外

運転注意

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