アレビアチン注250mgと同一成分[フェニトインナトリウム(注射)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
アレビアチン注250mg 住友ファーマ 5%5mL1管 注射用剤 123.00 先発品(後発品なし) てんかん様発作
てんかん重積状態
痙攣発作[の予防]
意識障害の状態である痙攣発作[の予防]
痙攣発作[術後/の予防]
痙攣発作[術中/の予防]

アレビアチン注250mgの情報

抗てんかん薬 > フェニトイン系薬

フェニトインナトリウムはマウス、ラット等の最小電撃けいれん閾値やペンテトラゾールけいれん閾値に対してほとんど作用を及ぼさないが、最大電撃けいれんに対してそのパターンを変える作用があり、最大電撃けいれんの強直相を強く抑制する。
また、本剤は神経膜を安定化し、シナプスにおけるpost‐tetanic potentiation(PTP)を抑制する。
これらのことから、本剤の抗けいれん作用は、けいれん閾値を上昇させることによってもたらされるのではなく、発作焦点からのてんかん発射のひろがりを阻止することによるものと考えられている。
フェニトインナトリウムをマウスに静注すると、最大電撃けいれん抑制作用は約30分後にピークとなり、その値は1.5時間持続し、以後徐々に減少する。

薬剤性過敏症症候群
肝機能障害(肝障害)
黄疸
劇症肝炎
横紋筋融解症
無呼吸(呼吸停止)
間質性肺炎
汎血球減少症
再生不良性貧血
溶血性貧血
赤芽球癆
無顆粒球症
悪性リンパ腫、リンパ節腫脹
単球性白血病
血小板減少
心室細動
心停止
悪性症候群(Syndrome malin)
小脳萎縮
強直発作
SLE様症状(全身性エリテマトーデス(の悪化))
急性腎障害(急性腎不全)
間質性腎炎
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与(母体のてんかん発作頻発を防ぎ、胎児を低酸素状態から守る場合にのみ投与する、やむを得ず本剤を投与する場合には、可能な限り単独投与することが望ましい)

授乳婦→授乳しないことが望ましい

高度の刺激伝導障害のある患者
洞性徐脈のある患者
本剤の成分又はヒダントイン系化合物に対し過敏症の患者

肝消失型

CYP2C9

運転禁止